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乾いた庭&頑張る常緑たち(那須のリーフハウスのブログです)

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こんばんは、hataです(・∀・)


いゃあ・・・・・やっと二人とも風邪が治ってきた感じです。


今回は辛かったあ・・・・・。丸2週間、まともに動けなかったです。


長く引きずってしまった分、すぐに回復できるインフルより辛かったかも。


よほど悪性の病原菌だったのか、造園で疲れていたのか、はたまた、年齢のせいか?


まだ、過酷な冬が続きそうです。皆さまも、どうぞお気を付けて。



ではでは、来週はnamiさんです(^-^)/



・・・・・・と、さっさと終わらせてしまいたいくらい、皆さまに喜んでいただけるネタがないです。



那須は昨日まで、カラッカラの乾燥状態が続きまして、たまに小雨や小雪が降っても、


夜中から午前中いっぱい吹き続ける「那須おろし」のせいで、すぐに乾いてしまう状態でした。



                       


冬の乾燥はツライですね・・・・・・・。



でも、冷たい暴風にさらされても、平気な顔で乗り切ってしまう強靭な植物たちもいます。


今回は、閑散とした庭を巡りながら、


こんな時期でも頑張ってくれている植物たちをご紹介です。


                  ・・・・・・え? 年末にも似たような記事があったって?

                                     ・・・・・・・・・・・・・・・気のせいですよ。あはははは。



      イングリッシュ・ラベンダー。ブルー・グレイの葉色は、枯れたグラスと良く似合います。        





 ペンステモン・ハスカーレッド。赤紫色のつやっとした葉がキレイ。




             黄金セキショウ。泥土エリアの、頼りがいのあるグラウンドカバー。




                   メインの園路にも、そこかしこに色があります。




            手前と奥にある黄色の塊は、ロニセラ・バジェッセンス・ゴールド。




                ピンクに紅葉しているのは、ピラカンサ・ハーレクイン。

 

       今月号の「ガーデン&ガーデン」でもご紹介させていただいた、冬も嬉しい低木です。                





黄緑色の塊は、ベアグラス。カレックスの最強品種です。

  その後ろのオレンジ色のボールは、ボックスウッド。




 階段の脇にも、より鮮やかなオレンジ色のボールがふたつ。






          クサツゲという低木です。春から初秋までは、明るいライムグリーンの葉。


             右に添えてある赤紫色のモシャモシャしたのは、クランベリー。



クサツゲは、普通の園芸店ではあまり置いていませんが、植木屋さんで注文できます。


「珍しいから園芸店では手に入らない」・・・・・・というわけではなく、


単に「地味 = 需要がない」と考えて、どのお店も仕入れていないだけです。うちもです。


クサツゲに限らず、実は庭の「骨格」として活躍する素晴らしい植物が、


現在は商品価値が薄いと考えられて、生産・流通がどんどん減ってしまっています。


「地味」→「興味を持つ人が少ない」→「商品価値が低い」という流れは仕方ないのですが、


それがあまり行き過ぎると、華やかだけど扱いづらい、実用性がない植物ばかりが


流通するようになってしまい、結果として「庭造りが難しい」という残念な結末に。


私たち小売店が、何を目的に、お客さまにどんなものをご提案させていただくか・・・・・・


時に立ち止まって、専門業者としての立場で、しっかりと考えていかなければと思っています。






               コニファー類と、カルーナ。冬は色とりどりに紅葉する。



コニファーも、かつて流行した後、すたれてしまった植物のひとつに挙げられると思います。


相変わらず、新築のマンションの壁際には植えられていたりしますが、


個人宅からは着々と姿を消しつつあります。


しかし、コニファーは美しいです! 一部、巨大化しすぎたり、虚弱な品種もありますが、


種類と植え場所を選べば、丈夫だし、一年中活躍してくれる植物だと思います。



コニファーに関して、また園芸業界についての嘆きになってしまいますが・・・・・・


最近出回ってるコニファーの苗、ちっちゃすぎです。枝一本、挿し木しただけだったり・・・・。


寄せ植え・使い捨て用だけでなく、長く育てていける庭植え用サイズも、


もう少し量産していただけると嬉しいです。生産者の皆さま、どうぞよろしくお願いします。


ちなみに、コニファー類はクリスマス前にたくさん出荷されますが、


常緑樹ですので、地植えの場合は、春先~梅雨時に植えた方が安心です。



這い性のコニファーは、場所をとるのが欠点。でも、丈夫なので好き。

  そして、困った場所にはベアグラス。穴埋めに便利です。



先ほどの話の続きですが・・・・・・・


こちらもまた、いずれ園芸業界から消えてしまうだろう、悲しい植物のひとつかと。



Ruscus‘Christmas Berry’



深いグリーンが美しい植物ですが、最近は、とんと見かけなくなってしまいました。


その理由は、一度でもお育てになった方ならご存知と思います。


とにかく、痛い。まるでプラスチックのような硬質の葉の先端にある針は、アガベもかくや。


成長が遅くて、数年たってもほとんど変化がないという安定型・「骨格」向きの植物なのですが、


この小さな群生の間に雑草が生えてしまうと、皮手袋でもはめないかぎり抜けません・・・・・・。



上の段に移動してみます(うちの庭は、上下の2段構えになっています)。


建物周りのこのエリアは、昨年から、「自然風」ではなく「ちょっとフォーマル」を目指して


少しずつ改造中です。



     写真中央のグレーの暴れん坊は、コトネアスター・グラウコフィラス。



    メタル・グレーの葉は、あまり存在しません(ヒューケラくらい?)。


普通、コトネアスターというと、秋の赤い実が見どころですが、この品種は冬の葉色が魅力。


地味と言えば地味なのですが、とても大人びたカッコいい葉色です。


もっと剪定をくりかえして、枝葉を密にして、じっくり仕立てていこうと思っています。



 そして、キンメツゲ。



「金芽」の名のとおり、新芽が黄金葉のツゲで、大変ポピュラーな植物です。


左側は仕切り壁になるよう、小さな生垣に仕立てたもの。


右側手前はボール状に刈り込んだもの。


とにかく刈り込み方次第でどんな形状にもできる便利品です。


ツゲ=和風と思われがちですが、濃い緑の常緑は、欧米のお庭でも大量に使われています。


最近、私もnamiさんも、この「ツゲ」の大切さに遅ればせながら気付きました。


深い緑と葉の密度のおかげで、そこかしこに配置するだけで、空間が一気に風格を帯びます。


さらに、近くの植物の花や葉の色が、素晴らしく鮮明になるのです。




    やや寒風で傷んでいるのに、ヒューケラの紫が、引き立って見える。 



園芸植物は「主役」と「脇役」に区分けされていますが、実は庭造りにおいては、


こうした「骨格」や「背景」となる植物たちが、とても重要だと思われます。


舞台でたとえるなら、セットや大道具のようなものですね。



  ロニセラ・ニティダ・オーレアを列植した、ミニミニ生垣。

 


どうしても見た目が荒れてしまうハーブ・コーナーの立ち上げ花壇を、


一昨年、思い切って、小型のロニセラでぐるっと囲んでみました。


何もなくなってしまう時期も、ボサボサに茂る時期(ハーブは野草風のものが多い)も、


この黄金色のカチッとしたラインが、すっきりした印象を与えてくれるようになりました。


他に、こうした小スペースの「骨格造り」に使えそうなものとしては・・・・・・




  最近よく出回っているリンゴン・ベリーとか・・・・・・


 

 

ヒメマサキも便利かと思います。 



今回ご紹介したのは低木類ですが、ヒューケラやコクリュウなど、


はっきりしたカラーリーフでも、縁どりやラインどり、囲い込みは可能です。



長くなりましたが、これでもまったく足りないほど、常緑の植物は数多く、魅力も尽きません。


例えば、背の高い草花を大量に植えて、自然風にボサボサになりすぎてしまった場合は、


ところどころに固めの葉を入れてみると、メリハリがついて、より自然風が際立ちます。


バラのように姿が乱れがちな樹木は、欧米のバラ園に倣って、


膝丈~股下くらいの生垣で植え込みを囲うだけで、ぐっと引き締まります。


細く造りすぎてしまった園路は、1種類の植物で両脇を縁取れば、


視覚的に、園路が広くなったように感じられます。


私たちもまだ、いろいろ試したわけではないので、


確固たる自信をもってご紹介できないのですが、


庭造りに行き詰ってしまった場合は、あえて、ありがちな植物に目を向けていただくと、


打開策や突破口が見つかるかもしれません。


「ありがち」というのは、すなわち、いつの時代にも使いやすかった優良植物の証ですので。




さて。


冬にこそ活躍する植物として、いつもご紹介しているのが、枝もの。


「カラーリーフ」ではなく、「カラーステム」を持つ低木たちです。




     黄金ネコヤナギ。3年がかりで、ようやく仕上がってきました。



   別の角度から。隣の赤い枝は、コルヌス・エレガンティシマ。斑入りのサンゴミズキです。




    3本しかなかった枝を毎年強剪定して、ようやくこの姿に。あと3年くらい頑張るぞ。




    小屋のそばの黄金ミズキ。こちらも、ようやくそれらしい姿になってきました。



コルヌスの仲間は、あまり大株は出回らず、挿し木して間もない歪な形の苗で出荷されてきます。


株に勢いがないので、栽培に手こずることもあるかと思いますが、


「ミズキ」の和名のとおり、実はかなりの水好きです。


うちでは、水はけの良い土に植えた株はなかなか大きくならず、


ひどい粘土質の場所ほどよく育っています。


うまく育たない場合は、ちょっと水もちの良い場所でお試しください(責任は持てませんが・・・・)。




  そう・・・・・・・。ありのままの土で造った、うちの庭。こっち方面は、ひどい粘土のまま。         


   でも、そういう土が好きな植物を選べば、問題はないのです。




     ラズベリー。冬に、こんなに真っ赤な枝になるとは知らなかったです。



さらに知らなかったのは、その成長力と大きさ。


手のひらサイズの可愛いポット苗で販売されていますが、ものすごく凶悪です。


丈はたちまち身長越え。ぶっとい地下茎で、周囲数メートル先から、うようよと芽吹いてきます。


たちまち藪になってしまうので、もし地植えにする場合は、かなりの注意が必要です。



ああ・・・・・・わかってきました・・・・・・・


はっきりしたネタがないときほど、記事がだらだらと長くなるものなんですね・・・・・・


全国のブロガーの皆さま。皆さまもそうですか? 泥沼にはまってしまうのは、私だけですか? 


話題を変えればいいんですね。そうですよね。




冬の庭で、きれいな姿で頑張ってくれている植物たちをご紹介しましたが・・・・・・


ここで、絶対に忘れてはいけないことがあります。




 こんな無残な姿の植物たちだって、みんな、頑張っていること。




 ほら♪



ではでは、来週は、namiさんです(^-^)/



追記


ドカンと雪でも降ってくれないかと願っていたら、


かなり降ってしまいました。関東地方の皆さん、ごめんなさい。










そろそろ凍結が始まる時間帯です。


明日も道路がかなり悪い状態だと思います。


もし那須高原へお越しの際は、運転など、充分にご注意くださいませ。



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冬姿(那須のリーフハウスのブログです)

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こんばんは、namiです。


まとまった雪はしばらく降っていない那須ですが、前回に積もった雪がまだ溶けないでいます。




「日陰はとくに溶けない」



寒さと暴風が続くと、さすがにうんざりする日もありますが、


風もなく晴れると、日射しの暖かさを久しぶりに感じられて、


「冬の景色も良いなあ」と急に気持ちの余裕が出てきたりします≧(´▽`)≦



ただ、外作業ができない、しても効率の悪い日は、写真の整理をしたりも。


そこで、久しぶりに春の写真を見てみると、その景色の違いに驚いたり、面白かったりします。





「5月頃の景色」




「6月頃の景色」



シーズン中は、葉っぱの色に感動しますが、木の幹にはあまり意識がいきません。


逆に、冬はその幹が主役で、とても美しく感じられます。




「ヒメシャラ」

冬は枝ぶりが見えやすいので、形良く剪定しておくことが、改めて大事だなあと思います。



人が手を加えなくても勝手に整ってくれる種類もあって、そういう木はとても楽です。



「アメリカフウ。秋が一番の見ごろ」




「美しい枝ぶり」

こうした三角錐になるタイプの木は、コンパクトに抑えようとして主幹を止めると、


本来のきれいな形でなくなってしまいます。


大きくなっても大丈夫なくらい、広さが取れる場所ならオススメしたい木です。



冬が長い地域では、「幹の美しい樹木」「形の美しい樹木」というのを、


選択肢のひとつに入れても良いのかなあと思います。


長い冬も、もうちょっと楽しめるようになるかもしれないです(‐^▽^‐)




残していた花殻も、まだまだきれいな状態で頑張ってくれています。


さすがに雪で潰れてしまったものは、じょじょに剪定して刈り込んでいるのですが、


雪が融けると、意外とシャキッっと元に戻るものもあります。



「ワイルドオーツ」



「ルドベキア・タカオ」


ちなみに同じアングルの春の景色はこんな感じです。



「4月下旬か5月の上旬くらいかな?」



こんなに青々しているのが、今は信じられないくらいです(ノ゚ο゚)ノ


でも、ちょっとずつちょっとずつ春に近づいているようで・・・。



「スイセン・ティタティタの葉」


芽吹きが遅いこの品種の葉も、いつのまにか頭をのぞかせていました。



ちなみに、当店も少しずつですが、春の準備が始まっています。


雑貨の展示会に行ったり、久しぶりに低木を仕入れたりしました。



「ガーデン&ガーデンさんでもご紹介させていただきましたピラカンサ・ハーレクインなど」


大雪が怖いので、ほんとはもうちょっと後に仕入れたかったのですが、


樹木類は年明けから流通が始まってしまうので、


今のうちに確保しておかなければ、生産者さんの在庫が無くなってしまうのです。


こういう仕入れが始まると、気持ちがだんだんと高まってきます(‐^▽^‐)





ではでは、来週はhataさんです。


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鉢の凍結と崩壊(那須のリーフハウスのブログです)

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こんばんは、hataです o(^-^)o


那須は、寒さと暖かさが交互に押し寄せていて、身体と気持ちがちょっと落ち着かないです。


先日は、最低気温-11℃の衝撃的な天気予報にビビりまくって、


夜中まで起きつづけて、ディッキアたちのいるサンルームを暖房であっためてから寝ました (_ _。)


結局、外気温-9℃くらいで済んだようで、良かったですが・・・・・・油断は禁物ですね。



6帖ほどのサンルームは、うちの唯一の温室めいた設備なのですが、


暖房の燃料代がつらいので(店のヒーターをつけるしかない)、無加温のまま冬を越しています。


寒い夜には-3℃まで凍えるので、寒さに弱い熱帯植物は置くことができませんが、


とりあえず、外に置いておくよりはマシなので (・・。)ゞ  ディッキアたちは、乾かし気味なら平気です。



ディッキア以外には、こんなものも置いています。



                       遅蒔きしすぎたタネたち。



夏に採って、初秋に蒔いてしまうべきところを、


「明日やろう」「明日こそやろう」と先延ばしにし続けて・・・・・・そのまま忘れてしまって・・・・・・


けっきょく晩秋になってから蒔いてしまったわけです。


耐寒性が強いので、本来は外で冬越しできるのですが、発芽したのは11月中旬。


霜柱で持ち上がって全滅しては悲しいので、今年は保護せざるをえなくなりました。




                      ムラサキセンダイハギ。



ちょっと徒長気味ですが、どのみち販売できるサイズになるのは来年以降なので、気にしない。


今年、暖かい時期に屋外で育てて、そのまま冬に宿根させてしまえば、


2016年にはしっかりした株になります。




                      ルー(Ruta graveolens

 


「ヘンルーダ」とも呼ばれる、ミカン科の植物ですね。


多年草とも常緑小低木とも分類されているハーブ系の植物ですが、


最近、生産・流通量が減ってしまって、欲しいときに市場で出会えないので、


うちで作ってみることにしました。


シルバー・グリーンがかった葉が可愛くて、なにより、見た目のわりに寒さに強い!


那須でも庭植えして放っておける、貴重な存在です。




さて。


「冬のブログ書きは、ネタが少なくて辛い」と愚痴ってばかりいたのですが、


先日、とても温かな応援メッセージをいただきまして、勇気が戻りました! 嬉しかったです。


店がほぼ休みになってしまう冬だからこそ、


少しでも園芸家の皆さまのお役に立てるようなことを書くべきだと、心を入れ替えました。


そこで今回は、鉢の凍害についてです。



・・・・・・まあ、冷涼地や寒冷地のみなさまには、もはや「あたりまえ」のネタになりますし、


さまざまな園芸本にも書いてある哀しい現象なのですが、


比較的暖かい東京に暮らしてきた私たち夫婦には、衝撃でした。




                 だって、こんなおかしな姿になってしまうの。




                  鉢底には、凍った土がこびりついて。



よくある割れ方のパターンのひとつ、「剥離」です。


素焼きの表面から水が沁み込んで、夜中に凍結して、水分が膨張。


焼きの甘い部分が、ペロッとはがれてしまいます。



          「剥離」しまくって、もはや原型をとどめていない、飾り物の壺。



たいてい鉢底~下半分が剥がれます。水分が溜まりやすく、他の物体に接触しているからです。



他の割れ方としては、「亀裂」、そして「パックリ真っ二つ」がありますが、


こちらは、鉢の中の土が粘土質だったり、水はけが悪かったりする場合に起こる現象です。


原理は同じで、濡れた鉢土が凍って、急激に根鉢が膨張、


鉢が耐えきれなくなって、破裂してしまいます。


私はまだ経験ありませんが、被害に合った方のお話では、


夜中に、最期の悲鳴のように、「パンッ」と割れる音が聞こえることがあるそうです。



そんなわけで、「凍結→割れ」を防ぐには、水っ気を減らすことが必要です。


完全無欠の対策ではありませんが、「とにかく地べたに置きっぱなしにしないこと」が肝心。


うちでは、冬場はできるだけ、土の上に鉢を置かないようにしています。




                      タイル張りの上に置いておく。



                         ブロックの上に載せておく。




                            こちらも同じく。





                        板の上に載せておいても良い。



ただし、凹凸のない平面の素材に置く場合は、鉢底穴が塞がらないようにするのも大切です。


余分な水が、とにかくさっさと流れ出てしまい、鉢が水分を含まないようにしておきましょう。



                       砂利の上なら、まあまあ安心。



             鉢底穴がふさがってしまうなら、何かをかませて、浮かせておく。




                    どうしても地面に置きたい場合でも・・・・・・



                 せめて、薄いレンガでも敷いて、土に触れないように。



ついでに、鉢の分類について、ちょっとだけ。


ここからは文章ばっかりなので、ご興味ない方は読み飛ばしてくださいませ。



■「素焼き鉢」と「駄温鉢」


イタリアン・テラコッタに代表される「素焼き鉢」は、比較的低温で焼いたものが多く、


表面に細かな穴がたくさん空いているので、通気性と水はけに優れています。


つまり、柔らかくて、水分を含みやすいので、凍結で割れやすいです。


一方、昔ながらの「駄温鉢」は、比較的高温で焼いているので、


表面の細かな穴が小さく、硬くて、割れにくい素材になっています。


そんな理由で、頑丈さでは「駄温鉢」に軍配が上がるのですが・・・・・・


あの「どうだ俺は和風だぞ洋風の庭には似合わないんだぞこのやろう」と主張しまくる、


あの茶色い艶っとしたバンドのせいで、私は使っていません (_ _。) だって、似合わないんだもん・・・・。



■価格や産地による「頑丈さ」の差


安価なイタリアン・テラコッタやベトナム鉢は割れやすく、


イギリス産の鉢のように高級になればなるほど割れにくい。


・・・・・・と、私は信じていたのですが、


意外にも、あまり差はないようです。某・高級鉢のメーカーさんにも確認しました。


「寒すぎるのはやっぱり危険です」ということでした。



■割れにくい鉢の見分け方(あくまで目安です。保証はできませんが・・・・・・・)


まずは、「色」。


高温で焼いた土は、色が濃くなるそうです。くすんだオレンジ色になります。けっこう強いです。


黄色~ベージュのものは、低温で焼いた場合が多く、割れやすいです。


次に、「重さ」。


高温で焼いたものは、密度が高くて、ずっしりと重いです。


低温で焼いたものは、見た目より軽いです。



ただ、「目安」と書きましたとおり、例外もあります。




                       クレタ島産の壺型テラコッタ鉢
 


黄色いけれども、とんでもなく重くて、濡れた地べたに置いてても「剥離」すらしません。


古代文明の時代から、壺を作り続けてきたクレタ島・・・・・まさに老舗の品質でしょうか('-^*)/


ただ、土を入れて植物を植えてしまうと、おそらく二度と動かせなくなるので、


空っぽのまんま、飾っています。




最後に、「個体差」。


割れるか割れないかの運命を分けるのは、実は品質の個体差になります。


価格や産地は関係ありません。


同じデザインの鉢でも、うまく焼けているものと、そうでないものがありまして、


鉢の内部に、表面からは見えない隙間や、細かいひびが入っている場合、


そこに水分が溜まるので、凍結で割れやすくなります。


診断の仕方ですが、空の鉢を持ち上げて、曲げた指で、コンコンと軽快に叩いてみてください。


上手に焼けている鉢は、「カンカン」と高く澄んだ音がします。隙間がない証拠です。


焼き加減が悪い鉢は、「ゴッゴッ」と鈍い音がします。ひびが入っている危険があります。


比較するとはっきりと違うので、試してみると面白いです。


(でも、ホームセンターなどでワイワイ楽しまないでくださいね)。



・・・・・・まあ、とはいえ、けっきょくは焼き物ですので、


落とせば割れます。


どうしても割れてほしくない場合は、ほかの素材の鉢もおすすめです。



             こちらはコンクリート製。グレーは石っぽくて、庭になじみます。



最近は、プラスチック鉢でもオシャレなものがけっこうありますし、


「FRP」と呼ばれる人工素材の割れにくい鉢も、いろいろ出回ってきています。


気候やご都合に合わせて、鉢選びを楽しむのも、冬の園芸のひとつかもしれませんね。


・・・・ちなみに当店は、屋外用の鉢の品ぞろえが少ない園芸店です。置き場がなくて。



※追記


雑貨メーカーさんのオシャレな彫刻鉢は、もともとの素材が柔らかく、


凍害に対応していないものがほとんどです(塗装だけが剥げたりもします)。


寒冷地にお住まいの皆さまは、ちょっと弱そうに見える凝ったデザインの鉢は、


冬場はできるだけ屋内に取り込んでいただくか、


軒下などの濡れない場所に移動していただいたほうが安心かと思います。




文章ばかり長くなりましたが、今回はこれで。


来週は、namiさんです(^-^)/




     この冬は、小型の装飾壁の製作に挑戦したりしています(立てかけ型。ニッチ付き)。



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春の予感と雑貨入荷

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※3月8日(日)は、研修のため休業させていただきます。


こんばんは、namiです。


今年の真冬はどんだけ寒くなるかな~と様子をうかがっていましたが、


なんだか去年よりちょっと暖かいような気がします。(去年の12月は寒かったですが・・・)




「雪もだいぶ融けてきました」





「雪解け水の流れる音を聞くのが楽しい」





「メインの道は、雪がすっかり無くなりました」





しばらく暖かかったり、寒くなったりを繰り返し。春が来るのが楽しみです(*^▽^*)


もちろん、本格的な庭作業できるのはまだ先で、「ガーデニング開始!」とまではいきませんが、


植物たちは、暖かさに反応して、動き出していました。



「庭で真っ先に春を感じさせてくれるハイネコヤナギ」



そしてうちの庭で、春一番に咲く黄色の「クロッカス」。




「芝生に植えても大丈夫」



黄色いクロッカスは、たいてい3月中旬に咲くのですが、今年は少し早いよう。


さらにこんな場所のクロッカスは、開きかけのものまで。





クリーピングタイムのお布団があったせいか、こんなに早く蕾を出していました。


ここまで来たら、今月中には咲いてしまいそうです。



なんだか嬉しい一方、「やばい!春が来てしまう!」と先週からあせり気味≧(´▽`)≦


2月の終わりになれば、お店のほうも冬休みモードからそろそろ春モードに切り替えです。



気温をうかがいつつ、じょじょに苗の入荷などもしていく予定です。


ひとまず、先日注文した雑貨が届きましたのでご紹介いたします(^-^)/





「ちょこっとディスプレイも変えてみたりしました」



新入荷のものや、うちの定番の再入荷などいろいろ。



「ガラスボトルいろいろ」





「昨年の秋に入荷してみて良かったものなどは、再入荷」





「そのまま飾りにしても、ドライフラワーを入れても良い鉢など」






「アートフラワーも少々」






「↑サンキャッチャーにもなるハンギングポット」






「毎年、冬に作りためているペイント鉢」





「↑支柱、誘引用としても使えるガーデンスティック」



「板にアンティーク加工は、まだ試作中」


他にも注文したものがありまして、それらは4月入荷予定です。


3月に入ったら、宿根草などの苗の入荷も少しずつ始まります。


久しぶりの市場も楽しみです(^-^)/



ではでは、来週はhataさんです。



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庭を造った時に読んだ本(那須のリーフハウスのブログです)

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※3月8日(日)は、研修のため休業させていただきます。


こんばんは、hataです(・∀・)


今年の那須は、雪よりも雨が多いような気がします・・・・・・。


おかげで、まだ2月なのに、園芸シーズンが迫っているような気がして、やたら焦ります(・_・;)


・・・・・・・が! 季節になるべく合わせるのが当店流。


もうしばらく、どっしりと構えて、春の準備にいそしみたいと思います。



                    だって、まだこんなに「冬」なんだもの。




                  冬枯れのグラス類を刈り込んだら、ちょっとスッキリ。





                    メドウ風コーナーも、一気に平坦になった。




春前の刈り込み作業をすると、普段は見えない庭の構造がはっきりと見えるので、


根本的な部分を見直すきっかけになります。


「根本的な」と言うのは、「そもそも何をしたかったのか」「どんな庭を造りたかったのか」です。


園芸は(どんな文化的な趣味でもそうでしょうが)、年季を積むうちにどんどん感覚が変化します。


時には夢中になりすぎて、本来求めていた方向から、いつの間にかズレてしまい、


基本的な事柄がおろそかになってしまうことがあるからです。


なので、昨日のように雨や雪で外作業ができない日は、


庭を作る前に読みふけっていた園芸書を引っ張り出して、再勉強・再確認することもあります。



そんなわけで、今回は書籍のご紹介です。うちの庭のネタがないので・・・・・・。


ただ、あくまでも私が庭造りをするにあたって読んだ本の一部ですので、


広告宣伝ではありませんし、


すべての皆さまに「おすすめ」ということでもありませんので、ご了承くださいませ。




まずは、こちら。


私たちに、「庭造りの」基本イメージを刷り込んでくれた本です。



               ポール・スミザー氏の代表的な書籍。ボリュームがあります。



「四季を通じて美しい庭にしたい」というのが私たちの希望でしたが、


この本は、植物の選択から植え方まで、さまざまな面で参考になりました。


ガーデンフィールズで実際に育てられている植物がいろいろ紹介されていて、


普通の園芸図鑑よりも、「リアルに役に立つ」植物選びができました。


まことに残念ながら、宝塚ガーデンフィールズは閉園になってしまいましたが、


スミザー氏は来日からずっと、私たち日本人に、


庭の育て方」の大切なヒントを教えてくれてきたように思います。感謝です。





次はこちら。


環境の把握が、いかに大切かを知らしめてくれた本です。



                       「日陰」に特化した園芸書。



園芸に深く踏み込んでいくと、


「庭を、景色として眺めたい」 「庭を、気に入った植物コレクションの栽培場にしたい」


というふたつの強い欲求がでてくるかと思いますが、どちらを目指すにせよ、


自分の庭の環境と、植える植物の性質を、できるだけ合致させることが必要になってきます。


それをハッキリと明示してくれたのが、この本のタイトルでした。


「日陰には、日陰向きの植物を」。環境こそが基本条件であることを学べます。




そして、「庭」ではなく、「植物」についてのテキスト。



                         樹木に特化した園芸書。



庭の骨格として「樹木」のような大物は欠かせません。


「植木」や「花木」の本はいろいろありますが、やや和風寄りに傾いた樹木の本が多かったので、


こちらは重宝しました。さほど大容量ではありませんが、わかりやすくコンパクトに、


使いやすい樹木を紹介してくれています。




草花については・・・・・・



                   使いやすい宿根草が紹介されているタイプ。



                           こちらも同じく。



「育てていく庭」の主役になる宿根草ですが、性質は千差万別。


環境との適合性を考えず、一目ぼれして気軽に買ってしまい、


栽培に失敗しがちな植物群のひとつです。


なので、こうしたテキストを2冊ほど手元に用意しておくと、


それぞれの植物の性質がいつの間にか覚えられるので、「買い損ない」の予防になります。



ちなみに、こうした本は、後半の図鑑部分ばかりを眺めてしまいがちですが、


実は、大切なのは、文字が多い前半部分。


例えば、今回ご紹介した一冊目は、「ナチュラルガーデン」「コテージガーデン」などと、


庭をテーマ別に分類してから解説してくれていますので、


これからお庭を造りたい方や、お庭の印象をはっきりさせたいという方には、


イメージ造りの参考にしていただけるかと思います。


二冊目は、宿根草とはなんぞや?という、やや学術的な解説から始まり、


宿根草の基本的な管理方法などをまとめてくれていますので、


「いつも、どれもこれも枯らしてしまう・・・・・」と、栽培に手こずっている方にお役立ちです。




「どれもこれも徒長させてしまう・・・・・」という方には、ぜひ、こちらを。





                  「初心者向け・多肉本」のさきがけと言えるかも。



ここ数年の第二次・多肉ブームによって、大量に「多肉本」が出版されていますが、


こちらは第一次・多肉ブームの頃(2001年)に出版されたテキストです。


最近の「多肉本」を持っていないので比較はできないのですが、


少なくとも私は、これを読んでいたおかげか、


多肉植物の栽培で失敗することはほとんどなかったです。


園芸的には「多肉」と一言でまとめてしまっていますが、さまざまなグループが存在すること、


それらは栽培方法が異なるということを明確にしてくれている、良質な園芸書と思います。


ただ、「多肉のオシャレな使い方」については、やや時代性が出てしまうかも・・・・・・。


栽培の初心者の方にはおすすめかと思います。




さて。


個人や公共の庭を紹介してくれている雑誌が、日本にはいくつかございますが、


私たちはそれらと並行して、海外の雑誌なども眺めたりしています。




                  アマゾンで買ったり、お客さまにいただいたり。



いえ。決して、外国かぶれというわけではございません。


自分が到底思いつけないような大胆な発想や、思い込みを壊してくれる植物の使い方など、


さまざまなアイデアがてんこ盛りなのです。園芸グッズの広告も楽しいし。


「もう一歩先へ行きたい!」 もしくは、「園芸の基本に戻りたい」という場合は、


こうした諸外国のテキストが、強い刺激を与えてくれるかと思います。


もちろん、すべて真似できるわけではありませんが、


どこかで忘れてしまった「ワクワク」を取り戻すにはうってつけです。




                    私とnamiさんは、この本にワクワクした。



こちらは、新婚旅行でイギリスに行ったときに、園芸店で買った本です。


「ウィンター・ガーデン」。なんと美しい響きでしょう!


四季のある日本、冬に雪が降る国なのに、


冬の庭の美しさが忘れられてしまっているように思います。(日本庭園は別ですが)


この本には、洋風の庭で、冬も美しい景色を作るヒントが満載でした。


ただ、悲しいのは・・・・・・この本に当たり前のように載っている植物たち、


海外では当たり前のように売っているらしき植物たちが、


日本で手に入らないのです! ああ、このコルヌス欲しい・・・・・このヒイラギ欲しいよぅ・・・・・


輸入が難しいからではありません。


「日本では売れないだろう」と、日本の園芸業界の誰かが思っているだけなのです。



こちらは、憧れる → お金持ちになりたくなるタイプの洋書。



                        住宅・インテリア系の洋書ですね。


ページをめくるごとに、溜息ばかりがあふれます。


感激の溜息だけではなく、あきらめの吐息混じりで・・・・・・。


今、それなりに幸せだと満足しているはずなのに、


決して手が届かない世界、自分には生きられないと分かっている生き方に、


どうしてこんなに惹かれてしまうのでしょうねえ。 欲張りなのかな。


そんなこんなで、心の健康に悪いので、最近はこうした本はあまり眺めなくなりましたが、


namiさんがネットから拾ってくるんですよ・・・・・お洒落なおうちの写真をたくさん。


まあ、たまには映画のような世界に浸るのも、感性が広がるので良いでしょう。


アンティークでいっぱいの英国の古民家を、いいないいなと眺めつつ、


コタツでぬくっている矛盾もOK! ニッポン最高!



最後に、「夢の世界」レベルの本。


※ここからは感想文のような調子なので、読み飛ばしてくださって結構です。語りたいだけです。



   コートのポケットに入ってしまうサイズ。分厚いけど。


園芸に「聖書」というものがあるとしたら、私はこの翻訳本を挙げることでしょう。


古今東西の偉人たち、作家や音楽家、建築家、画家たち、

有名な人から、あんまり有名でない人たちが関わった庭園が、一冊に集約! その数500件!

ぱらぱらとめくっただけでも、モネ、ゲーテ、、ジョージ・ワシントン、ガウディ、ピョートル一世、

ダーウィン、ワーズワースなど、そうそうたる顔ぶれ。
あいまに、千利休、豊臣秀吉、足利義満、北政所が登場すると、なんだか嬉しくなります。

果てには、ハドリアヌス帝、プラトン、古代エジプトのトトメス三世、アッシリアの王セナケリブ

などなど、「紀元前じゃん・・・・・」という方々も。

もちろん、おなじみのベス・チャトーやカール・フォルスター、ガートルード・ジーキル、

クリストファー・ロイド、ベアトリクス・ポッター、フランク・ロイド・ライトらもいらっしゃいます。

ある意味これは、究極の「個人のお庭めぐりの本」なのです。



この本のさらに恐ろしいところは、

「どの庭も、写真はそれぞれ1枚だけにしよう」という、編集者の決断力。

100枚載せたって許されるだろう広大な庭でも、わずか1枚だけ。

そのうえ、誰もが知る偉人たちも、「誰?」という方々も、全員同じ扱い。

1人につき1ページずつ。それがルール。

庭主たちの(もしくは設計者やパトロンの)名前のアルファベット順に、

彼らの手がけた庭が、淡々と紹介されていきます。

国別とか、時代別とか、そんな分類も一切なしです。

つまり、足利義満の金閣寺のページの次に、

グンナール・アスプルンドなる人物の建てた礼拝堂のページが、

次に、アッシュールバニパル王の庭園の壁画が、という調子。

・・・・・それが500ページ、ノンストップという混沌ぶりなのです。



そんなふざけた本を、なぜご紹介するのかと言うと、

各ページの庭の写真が、どれもこれも、とにかく幻想的で美しい・・・・・! 

王族や貴族たちが歩いた豪奢な庭。

詩人や学者がたたずんでいた林のコテージ。

紅葉の森に囲まれた古城。

水面に映る星を目指して下っていく、地下9階造りの井戸。

池のほとりにうずくまる、等身大の巨人像。

荒地にそびえ立つ異形の建造物。

潅水システムがついていたというバビロンの吊り橋。

滅び去った砂漠の帝国の宮殿・・・・・・。

(現存していない庭園の場合は、古い絵画や設計図が写真の代わりに載っています)。

ページをめくるたびに、世界の歴史を旅するかのようなロマンスと、

子どもの頃に失くしてしまった何かを味わえます。



加えて、淡々とした解説文の中に織り込まれている、庭主たちの人生ドラマがまた良い。

たとえば、莫大な財産をなげうって、メキシコのジャングルの奥に広大な土地を買い、

数知れぬ巨大な柱列や、どこへも続かない螺旋階段、派手な噴水などを造りまくった、

エドワード・ジェイムズという人物。30年がかりで。石材ではなく、コンクリートで。

密林に飲まれつつある、その超・古代の廃墟のような庭の写真には、

どこか透明感のある幻想と狂気が漂っていて、H.P.ラヴクラフトの物語を彷彿とさせます。


誰が、どんな理由とどんな気持ちで、この庭を造ったのかが解説されていることから、

もしかしたらこれは、庭に憑りつかれた偉人たちの歴史書と言えるかもしれません。

彼らの、果てなき夢、飽くなき野望、潰えた幻想・・・・・それでも捨てきれなかった憧れが、

歴史や文化に名を遺した彼らの堂々たる生き様が、

「庭の写真」を焦点にぎゅぎゅぎゅ~っと凝縮された、絢爛たる「園芸本」なのです。


 ああ、興奮してしまった。だって、お気に入りなんだもん。



もし、お庭マニアで、幻想的な文化や歴史が好きで、

土曜日の夜にHITACHIが提供しているクイズ番組を、昔はたまに観ていたという方は、

もしかしたら、このおかしな本を気に入ってくださるかもしれません。



とにかく、可愛いお花の写真や、ガーデン雑貨や、

趣味の園芸のコツが載っているわけではないので、ご注意を。

そして、あまりに混沌としているので、気に入ったページを一度閉じてしまうと、

また探し出すまでに数分かかるという、ややサイコ・ホラーな本でもあります。

巻末には、ものすごくちっちゃな字で、

紹介されている庭の所在地と公開時間が一覧表になっています。

「庭園消滅」という記載もたくさんあります。「消滅」という言葉が、なんとも哀しい・・・・・・。



ああ。

この本をご紹介した理由を忘れていました。

「庭造りには、夢と憧れの力が必要だ」と言いたかっただけなのです。

どんな形であれ、自分が愛せる世界を造り上げて、

それを「私の庭」と呼べたら、きっと素敵でしょうね。




では、語り疲れてしまったので、今回はこれで。


来週はnamiさんです(^-^)/



■新入荷


・クリスマスローズ・オリエンタリス 一重咲き

(昨年ご好評いただきました特価苗。株分けも可能なくらいの、安心サイズ。

 花は白~ピンク。お庭へのまとめ植えにどうぞ)


・低木類いろいろ






ご予約品、造園用など、まだ整理できておりませんため、


店頭販売用の苗の品種は、来月、入荷リストにてご報告させていただきます。



-花苗・宿根草苗・ガーデン雑貨・インテリア雑貨-

たらたらりん-LEAF HOUSE(リーフハウス)


■営業時間/10:00~16:00

(閉店時間以降にご来店の場合は、営業時間中に、お気軽にお電話くださいませ。)


※3月8日(日)は、研修のため休業させていただきます。



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■グレーのマスが休業日です。

休業日にご来店をご希望のお客さまは、お手数ですがお電話にてお問い合わせくださいませ。

TEL:0287-74-3795 リーフハウス

池の掃除などなど

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※誠に申し訳ございません。

  3月8日(日)は、研修のため休業させていただきます。



こんばんは、namiです。


暖かい日と寒い日を繰り返しながら、少しずつ気温が上がっていることを感じています。



「4年前に少しだけ植えたクロッカス。花が年々増えてきて、とても嬉しい(‐^▽^‐)」



この時期はとてもワクワクする反面、花粉アレルギーがひどい私は、


毎年、花粉予報にビクビクしています。(今年は飛ぶ量が多いらしいです・・・)



でもこれだけ暖かくなってくれると、外仕事も気持ちよくできるので、助かります。


早春の仕事のひとつ。池を掃除しました。



「アオコでいっぱい・・・」



初めてお越しのお客さまには滅多に気づいていただけないくらい小さな池ですが、


カエルがいたり、ミニスイレンが咲いたり、ささやかな楽しみを与えてくれています。


調子良いときは、2年に1回の掃除で大丈夫なのですが、


去年は35℃の暑さがあったせいか、夏にアオコが発生してしまいました。


このままではカエルさんも来てくれないので、一回きれいにしなくてはなりません。



途中経過の写真を撮り忘れましたが、まずは水抜き。


「サイフォンの原理」を使いまして、長いホースで水抜きをしつつ、バケツでも汲み出し。


あとはとにかくアオコをブラシでゴシゴシ。水を入れなおして・・・・・





「底が見えるくらいきれいになりました」



今年はアオコ対策として、小さな水中ポンプを設置してみようと思っています。


まだ凍結→故障が心配なので、もうちょっと気温が上がってきたら投入する予定です。



他には、大きくなりすぎた植物を植え替えたりしています。


5年前に植えた小さな樹木苗が、今ではすっかり身の丈を超えて、


日向だったところが、日陰に変わってきたので、下草を変更をするところも。



「大きくなりすぎたイトススキを抜きました。モミジを植えようか思案中・・・」



グラス類は、芽が動き出した頃、もうちょっと暖かくなってからがベストなのですが、


その時期は忙しくて作業が間に合わないので、やや危険なのを覚悟で実行中です。


大株のススキなら、まず大丈夫と思います。



作業ついでに、庭の様子もチェック(*^▽^*)



「ほんのり花の色が出てきた。この株は何色だったかな?」



クリスマスローズは、より大株で、日がよく当たっている株から蕾が上がってきています。


いつごろ花開くかな~と楽しみです。



「このまま大雪が降らないと良いな」



早春の花のひとつ「ヒメリュウキンカ」。



「アオイみたいな丸っこい葉っぱ



開花はまだ先ですが、葉っぱはもう出ていました。


よく見ると、脇に子株が増えていたので、花の数も増えるかな、と楽しみです。




晴れた日の太陽の光が、春めいてきたように思います。



「常緑の黄金セキショウも、冬より輝いてみえる」



お店のほうは、庭植え用植物の本格的な仕入れは来週以降になりますが、


店内に少し入荷しましたので、ご紹介いたします(*^▽^*)



「寄せ植えや、小さなポットで楽しめるミニサイズ・多肉」



たくさんの普及種の中から、より育てやすい品種をセレクトしました。


もう少し大きめの多肉苗は、市場など利用しつつ、これから少しずつ入荷を予定しています。



ハオルチアも少量ですが、生産できたものから店頭に並べています。



「多肉の中でも、私が特に好きな部類です」





ハオルチアは、逆光が大事ですね≧(´▽`)≦



ではでは、来週はhataさんです。





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東京に行ってきた&久々に商品案内(那須のリーフハウスのブログです)

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こんにちは、hataです(・∀・)


先日の日曜日はお休みをいただきまして、研修(?)に行ってきました。


ビッグバザールです。国際多肉植物協会の。


「営業日をつぶして、そんな楽しそうなところへ行っていたの!? 」


と怒られてしまいそうですが、趣味・・・・・市場調査と言いますか・・・・・・・


数年ぶりなんです。忙しくて、この時期しか行けないんです。ごめんなさい。

しかも、混雑が予想されたので、カメラを持たずに入場しました。写真が1枚もありません。

ご興味のある方は、「多肉植物」「ビッグバザール」で画像検索していただいて、会場の雰囲気をお楽しみくださいませ。


現在は、高島平ではなく、五反田のビルで開催されています。エレベーターに乗ったの久しぶり♡

1時間も前に到着したのに、すでに行列が始まっていて、

かつて景気が良かった時代の、デパートのバーゲン初日を思い出しました。

開場するなり、販売フロアにどどどっと人がなだれ込みます。 ((((((ノ゚⊿゚)ノ うわああああ・・・

その後は、もう、あまりに混沌として、ろくに記憶がございません・・・・・・。


印象としては、数年前よりも、若い世代の方が増えた感じ。第三次・多肉ブームですね。

ハオルチアなどの販売ブースは、ご年配~中年層の男性客がメイン。

一方、「可愛い系・多肉」がメインのブース、特に錦玉園の児玉さんのテーブルは、

数年前を上回る多人数の女性客にびっしりと埋め尽くされて、

1時間たっても、並んでいる商品がまったく見えませんでした。(@_@)


この数年の間に、「多肉本」がたくさん出版されたこともあるのでしょうか、

「可愛い系・多肉」の人気たるや凄まじく、生産ペースが全国規模で追い付かなくて、

園芸業界全体で、かなり品薄になっているのが現状です。

特に、エケベリア系が手に入れづらい。
数年前は小株が200円くらいで簡単に手に入った品種が、今ではどこも在庫切れだったり。

たまに見かけても、価格が、私の記憶よりもかなり高騰しています ( ̄□ ̄;)!! 

しかしその反面、数年前は3000円も5000円もしていた珍しい品種が、

大手の生産者さんたちの頑張りで、近くのホームセンターで1000円台で手に入るようなことも。



多肉は、良くも悪くも、時代の流れで相場が変わります。5年前はハオルチア・ブームだったものね。

さらに、販売場所(ホームセンター・大型園芸店・小型園芸店・多肉専門店・生産者・雑貨屋)や

販売形態(生産者の直売り・小売店の仕入れ販売・ネット通販・ネットオークション)

によって、それぞれ価格や品質が大きく異なるため、

草花や樹木と違って、もともと相場価格が安定しないジャンルです。

ですので、「これから本気でコレクションを始めたい」という場合は、

「価格がいつどのように変動しようともかまわない。すごく気に入った品種だらか買う!」という

冷静な蒐集方法がおすすめかと思います。





さて、いつものペースに戻ります。


多肉の即売会でアロエだけ買って帰るのは、あまりにもったいないので、


以前から気になっていた「京王フローラルガーデン・アンジェさん」に行ってみました。


こちらは写真を撮ってきましたので、ご紹介です。





公園型のガーデンですね。




ついこのあいだ、NHK「趣味の園芸」の冒頭で映ってた一角。






雨曇りの庭も良いものです。




         園路がたくさんあるので、自由に動き回れる。いろいろな角度から見られる。





                       どんどん進んでいくnamiさん。




見事なジャノメ・エリカ。那須では寒すぎて使えないのが残念。



ニューサイランも使ってみたかったなあ。・・・・・・暖かい地域が羨ましいです。




春~秋にどんな景色になるのか想像を巡らせるnamiさん。




この小道、心をワクワクさせます。


リズミカルに植えられたベアグラスをたどって、自然と奥へ進んでみたくなりました。


安定した植物(しかも手に入りやすい植物)で、こうした効果を挙げられるのですから、


素敵なガーデン・デザインだと思います。とても参考になります。




このお庭で私たち二人が感銘を受けたのは、樹木でした。




「マグノリア・ガーデン」のマグノリアたち。曇天の下で、枝ぶりが恰好よかったです。



大きなシダレヤナギ。こうした迫力は、大型のガーデンならでは。



遠くから頑張ったんですね。盆栽のような生命力のうねりが、造形的でステキ。




幹肌の美しさに感動。白みがかったベージュが、上品な美しさ。


今回の訪問で、一番のお気に入りの樹木が、上の写真のシマサルスベリ。


特に珍しい樹木ではないのですが、使い方しだいで、こんなに美しく見えるとは。


もし耐寒性が大丈夫なら、ウィンター・ガーデンの素材のひとつとして、


ぜひ取り込んでみたい樹木になりました




さて。




うちへ帰ってきた。



そろそろ、低木類のコピシングをしなくてはならない。




巨大化したヤクシマススキは、今春に株分けして小さくする予定。



この4年で、いつの間にかユキノシタが全面を覆い尽くしていた。花が楽しみ。



ハイネコヤナギ。今年はネコがたくさんついた。



こちらのネコは、最近、太った。


それでは、今回はこれで。


来週はnamiさんです (´∀`)






■販売苗リスト■  


○・・・・・新入荷苗  


●・・・・・昨年秋のうちに入荷しておき、当店にて冬越しさせた安定苗。まだ冬芽の株もあります。



■草花


○ クリスマスローズ・オリエンタリス特価品


(ご好評により追加入荷。「たくさん庭に植えてみたい!」という方におすすめです)




 シングル咲きは15cmポットと、12cmポット。ダブル咲きは12cmポット。古葉切ってあります。



○ リクニス・コロナリア(真っ白・真っピンク・白に芯がピンクの3種類)


○ ダイアンサス・スーティーブラック(正式品種名はソーティー。ヒゲナデシコの仲間)


○ フロックス・シアウッドパープル(這い性タイプです)


○ ルブス・サンシャインスプレーダー


● ベロニカ・ブルーアロー


● フォプシス・スティローサ


● トリフォニウム・レペンス・ウィリアム(銅葉クローバーの仲間)


● アカエナ・プルプレア


● シレネ・ユニフローラ・バリエガータ


○ ペンステモン・ハスカーレッド


● サルビア・ネモローサ・カラドンナ


● ネペタ・ネルボーサ(まだ冬芽の状態です)


● セントーレア・モンタナ


● バーバスカム・ウェディンクキャンドルズ(大型品種です)


● バーバスカム・サザンチャーム


● ラムズイヤー


○ ネペタ・ワーカーズロウ


● カリオプテリス・スターリングシルバー


● カリオプテリス・サマーソルベット


● ホルディウム・ユバツム


● エロディウム・マネースカビ


● エロディウム・ペラルゴニフォーラム


● ハツユキカズラ


● ツルマサキ(大・小。3種類)


○ イングリッシュラベンダー(Sサイズ。ブルー・ピンク) 
 

○ ハーブ各種(Sサイズ苗)


● コクリュウ


● アルケミラ・モリス


● ティアレラ・ウィリー


● ミヤコワスレ(現在、紫花のみ)


● リシマキア・ファィヤークラッカー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■樹木(13.5cm~18cmポットをMサイズと表記しております)



○ ヒメウツギ(Mサイズ)


○ 斑入りコデマリ・ピンクアイス(LLサイズ)


○ ハクロニシキ(LLサイズ・自然樹形の良品)


○ メギ・ゴールデンリング(Mサイズ)


● メギ・オーレア(Mサイズ)


● メギ・アトロプルプレア・ナナ(Mサイズ)


○ ピラカンサ・ハーレクイン(Mサイズ・Lサイズ)


○ コトネアスター・グラウコフィラス(Mサイズ)


○ コルヌス・エレガンティシマ(Mサイズ・斑入りのサンゴミズキです)


● コルヌス・ミッドウィンターファイヤー(Mサイズ・珍品・少量)


○ イレックス・オーレオマルギナータ(Mサイズ・斑入りヒイラギの仲間)


○ シジミバナ(Mサイズ)


● シモツケ・ゴールドフレーム(Mサイズ)


● シモツケ・マジックカーペット(Mサイズ)


○ 孔雀葉シモツケ(Mサイズ)


○ 穂咲きシモツケ(Mサイズ)


○ ロニセラ・レモンビューティー(Sサイズ)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


■多肉植物



● ディッキア・ヘクチア各種

 (当店通販リスト以外にも、いろいろございます。詳しくは、お電話にてお問い合わせください)



○ 多肉植物いろいろ(SSサイズ。一般的な品種。寄せ植え向き)


○ ポーチュラカリア・雅楽の舞


● ハオルチア各種(一般的な品種が中心。一部、コレクター向け)


● アロエ各種(初級コレクター向けが中心)


● その他


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1週間くらい早い&入荷情報(那須のリーフハウスのブログです)

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こんばんは、namiです。


那須でもここのところ暖かい日が多く、庭の球根がいつもより1週間ほど早く咲き始めています。




「早咲きのスイセン・ティタティタ」







「ミニアイリス」



こんな感じなので、もう極端には冷えないかな~と思っていましたが、


どうやら来週は寒さが戻ってくるようです。


今のところ24日(火)は、最低気温が-6℃予報。(うちのあたりは-4℃くらいかと思います)


那須では5月上旬まで霜が降りることがあるので、


夕方の気温と、翌日の天気を気にしながら、春本番までは気を抜かないように注意します。



そんな中、ちょっと心配なのが、さっそく動き出しちゃったこの子たち・・・・。




「西洋アジサイの芽」


なんとなくわかってきたのですが、300~500mくらいの標高は、春のトラブルが多いかも。


「春先の暖かさで新芽が動いてしまった → 寒の戻りで強い霜にやられる」


「寒暖の差で那須おろしが吹く → 寒風で花芽ごと傷んでその年は花が咲かない」


・・・ということが何回かありました。


確実に咲かせたいなら、この時期に寒冷紗などで保護したほうが良いかなあと思いました。


むしろ、標高のもっと高いところだと、じんわり暖かくなるせいか、


意外と大丈夫なような気がしています。(確信はありません(;^_^A)




クリスマスローズもぼちぼち花が上がってきましたが、


こちらは寒さの心配はいらないと思います。




「一番普通の色だけど、シックで好きな色です」



ただ、まだ霜柱が立つときもあるので、うちでは落ち葉を取りのけるのはもう少し先です。





去年の写真を見ると、満開になったのは4月10日頃でした。


今年はどうなるでしょうか?≧(´▽`)≦





ちなみにこの時期の古葉切りは、よっぽど寒さで傷んだものだけにしています。


セオリーと違うかもしれませんが、早く切ろうとすると、危うく花芽を踏みそうになったりするので。


少々傷んでいても、葉っぱがついている姿のほうが好きなので、そのままです。


最終的には、新芽が出てきたら、古い葉を切って交代させます。




他にもひそやかに咲いているものや、葉っぱを出している植物もありました。





「ダンコウバイの花」





「じんわり増えてるセリバオウレン」





「今年も調子良さそうなバイモユリの葉」





「ほったらかしの苔も緑色になってきた」



まだ寂しい感じですが、いずれこの時期に咲く山野草や球根をたくさん追加して、


3月~4月前半を、もうちょっとにぎやかにしたいなあと思っています。


ただ、借景が変わってしまったこともあり、庭の骨格の調整をしないといけないので、


細かい植物の植え足しは、それが済んだ後にするつもりでいます。


先にたくさん球根を入れてしまうと、掘り上げが大変なので・・・・・・まだ我慢です≧(´▽`)≦





「去年の4月。この時期の宿根草か球根を、もうちょっとここに入れたい」



といっても、植物や球根の種類や品種によっても、それぞれ花期が微妙に違うので、


まずは空いている場所に実験的に植えてみて、花期や性質を把握しつつ、


ベスト・ポジションの見当をつけていこうかなと思っています。



そんなわけで、いつになるか分からないですが、植栽を変更する場所が出てきました。


先々後悔しないように、まずはじっくり考えて、hataさんと話し合って、


良い苗が見つかり次第変えていく・・・・・・というような感じで進めていくと思います。


早く植え替えちゃいたい気持ちもありますが、アイデアを寝かせてみたりすると、


もっと良い考えが浮かんでくることもあるので・・・・・・・・(‐^▽^‐)あせらない、あせらない。




「ラズベリーの枝を活けて、春を先取り」



昨日の雨上がり、良い感じの「靄」が出ていたので撮ってみました。



防風林がなくなってしまって、こちら側の背景ががらりと変わったので、


季節ごとに見比べつつ、植栽を変えるべきところを探しています。



「遠くが抜けて見えるところは、ぜひ残したい」


ここは、冬と台風の時期に、強風が吹きつけるところなので、植えられるものが限られます。



林がなくなって、西日が当たるようになって、日射しが植物にとってツライこともありますが、


こんな景色を見られるようにもなりました。西日に耐えられる強靭な植物もいろいろあるので、


それらを使って良い面を活かしていきたいなあと思いつつ・・・・・・・悩みます。




「こんなきれいな色は、なかなか見られない」



夕日を浴びた葉色の変化に見とれてしまいます。


元来、地味好みなのかもしれない・・・と改めて思いました。


花がなくても、木の枝とベージュの枯れ葉色だけでも、ドキドキワクワクします。




「セピア色がとても美しい」



ではでは、来週はhataさんです。





さて、まだ寒さが残っていますが、苗のほうは順次入ってきています。


まだ株が小さいものは、念のためフレーム内で養生しておりますので、


ご入り用の場合はお気軽にお声がけくださいませ。


<宿根草・1年草>


■クリスマスローズ・ニゲル


■シレネ・スワンレイク(養生中)


■ポテンティラ・ゴールデンスターリット


■ポテンティラ・スカーレットスターリット


■ポテンティラ・モナークスベルベット


■ポテンティラ・ジョグランピンク


■ポテンティラ・メガランタ


■カラーリーフクローバー


■ベロニカ・ミッフィーブルート


■ゲラニウム・ビルウォーリス


■フォプシス・スティローサ


■リクニス・コロナリア(追加入荷)


■ダイアンサス・スーティ・ブラック(追加入荷)


■ラミウム・ガレオブドロン


■ハーブ各種(追加入荷)


■セントーレア・パープルミゼット(1年草)


■セントーレア・ライラックミゼット(1年草)


■セントーレア・ブラックボール(1年草)


■アスペルラ・オリエンタリス・ブルー(1年草)



<樹 木>


■イワナンテン・トリカラー


■ロニセラ・ニティダ・オーレア


■オオデマリ



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苗の準備にてんてこまい(那須のリーフハウスのブログです)

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hataです、こんにちは(・∀・)


今年は花粉が多いとのことで、花粉症の皆さま、大変な思いをしていらっしゃると思います。


うちのnamiさんも苦しそうです。


私は花粉は大丈夫なのですが、黄砂と化学物質に弱いらしく、


鼻や喉が荒れたり、頭痛が起きたりします。


なので、これからの時期は園芸的には楽しみなのですが、肉体的にはいささか憂鬱です。


とはいえ、いよいよ春が訪れてしまったので、


ぐったりしている場合じゃない! 急いで商品苗の準備にとりかかっております。




                      売り場がだんだん埋まってきた。


新入荷 + 昨年秋のうちに確保して育てておいた苗がそろそろ店頭に出せるので、


この時期は毎年、ちょっとウキウキします。


でも、突然の遅霜や夜中の冷たい暴風が怖いので、


新入荷の柔らかい苗は、毎日、夕方に屋内に取り込んでおります。重いよ~。





                       でも、なんか寂しくも見える。



宿根草メインの店の弱点は、春先は苗が小さく見えることですね(泣)。


どんなにいろいろ並べても、いわゆる「園芸店的な、春らしい華やぎ」が得られず・・・・・・


まして、庭と売り場を合体させているせいで、この時期は庭の芽吹きのほうが遅れてしまい、


景色としては妙な違和感が。新入荷の苗が派手に見える・・・・・。


ただ、コツコツとポットを緩めて(ひとまわり大きく植え替えて)いますので、


庭の植物たちと一緒に、季節に合わせて販売苗も育っていくような感じになります。




                  シェード・コーナーの売り場は、まだ6割くらい。




    ヒューケラたちは、うちで冬越しさせたもの。古葉を切ったが、株は大きくなっている。





             大株の低木たちは、とりあえずここに陳列↑している。



春先にしか出回らない樹木の、なんと多いことか! 


本当は、なんでも、一年中いつでも手に入れられれば嬉しいのですが、


生産者さんたちの都合もあるので、それは難しいようです。




       入口の販売ブースは、「特価クリスマスローズ」に代わって、「ハーブ苗」に。


「ハーブ」というくくりは、私たち園芸屋からすると、なかなか難しいものがあります。


食用、薬用、芳香剤用などなど・・・・・・・


何かしら人間の生活に役立つものはすべて「ハーブ」と言えるわけですが、


そうなると、日向や日陰の売り場にある植物たちの、かなりの数が「ハーブ」に含まれます。


しかしながら、デルフィニウムやホリホックやセンペルビヴムを


「ハーブ」として販売しているお店はほとんどないと思いますし、


ギボウシやハオルチアの高級品種を「野菜苗」として販売するのも抵抗があります。



            センペルがハーブの本に載ってるなんて・・・・・・( ̄□ ̄;)



反面、薬剤の知識がない人には毒草でしかないジギタリスとか、


「ハーブ」として知られているけれど、どう食べたらよいのか、どう使ったらよいのか


完全に「?」な草花もたくさんあります。



また、これまで発売されてきた「ハーブ事典」や「ハーブ図鑑」の多くが、


園芸的にあまり使われない「英名」で表記されていることが、より混乱に拍車をかけておりまして、


たとえばハーブの本に英名で「レディースマントル」と紹介されている植物を、


園芸店では「アルケミラモリス」という学名で表記・販売しています。



・・・・・・・長くなってしまいましたが、そんなわけで、私たち一般的な園芸店は、


とりあえず、「ハーブ」として出荷されてきたものを「ハーブ」として販売しております。


「ハーブ」の表記がない植物が、実はハーブとしても有用だったり、


「ハーブ売り場」に並んでいても、あんまり実用性のない植物もございます。


ですので、ハーブ苗をお探しの際は、どうか、広いお心で、


われわれ園芸店の業界事情にお付き合いいただけましたら幸いです





さて。


春先の庭の手入れは、やや滞っておりまして・・・・・・。



                西洋ニンジンボクなどは、コピシングを済ませた。



でも、まだまだ終わっていない作業がいろいろ。


店番しながら、ちまちまと進めていこうと思います。




ところで、びっくり&嬉しいことがひとつ。


5年以上も前に、園芸学校のクラスメイトだったO君からいただいたストレリチアなのですが、




                          咲きましたよ。



もらったとき、片手で持てるくらいの株だったのが、今では一抱えもあるサイズに。


告白すると、大切に育てるどころか、暗~い玄関で冬越しさせたり、ろくに水もやらなかったり、


かなり邪険な扱いをしてきたと反省しているのですが・・・・・・とにかく頑丈な植物でして。


うちの無加温のサンルームは、真冬の夜は氷点下になりますが、特に気にする様子もなく。


那須では、冬の夜間にどうしても冷えてしまうので、


熱帯観葉植物はあまりおすすめできなかったのですが、このストレリチアはアリかも (o^-')b


長く付き合ってきた植物が、自力でこんなに頑張ってくれると、


「あ~、園芸って面白いかも」と、今更ながらに感じ入ってしまいました。



それでは、今週はこれで。


来週はnamiさんです(^-^)/



■新入荷■


[草花]


○ホクシア・カラーリーフタイプ いろいろ(今年は良い株がそろいました)


○ヒメリュウキンカ いろいろ


○西洋オダマキ いろいろ


○リグラリア・ミッドナイトレディ


○クリーピング・タイム


○三寸アヤメ


○チョコレート・ミント


○ハーブ いろいろ


○ラズベリー・ブラックベリーなど


○ヒューケラ いろいろ



[樹木]


○チョウジザクラ(流通名)

・・・・・・・・チョウジザクラという桜もありますが、こちらはフジモドキという低木。

      樹高1mほどに育ちます。薄紫色の花が咲く、ジンチョウゲの仲間です。


○ロニセラ・カムチャッカ(Mサイズ)

・・・・・・・・ハスカップの亜種。耐寒性-40℃。暑さにも強く、関東地方でも栽培可能な品種。


○ロシアンオリーブ(Lサイズ)

・・・・・・・・オリーブではなく、ヤナギバグミという樹木。オリーブに似た銀葉で、おしゃれ系。

      耐寒性が強いので、オリーブが無理だった寒冷地の方におすすめです。


○ノリウツギ・サンデーフレーズ(LLサイズ)

・・・・・・・・アジサイのようなポンポン花が、咲き進むにつれて白からピンクに染まります。

      バニラフレイズよりもやや小型品種。大苗なので、ほぼ完成形です。


○ノリウツギ・雪化粧(Lサイズ)

・・・・・・・・葉の散り斑が上品で美しい品種。ノリウツギは基本は日向を好みますが、

      こちらは真夏の葉焼けを防ぐために半日日陰がおすすめです。


○ハクロニシキ(LLサイズ。売り切れのため、再入荷)

・・・・・・・・自然樹形の苗です。高さ150~170㎝くらい。枝数が多く、幅もボリュームあります。


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低木の芽吹き(那須のリーフハウスのブログです)

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※今月より閉店時間が17:00までに伸びました。



こんばんは、namiです。


南関東では、桜はもう満開だとか。


こちらはまだ梅の花が終わってきて、桜はこれから開花するところです。


それでも例年より1週間くらい早く、いろいろな植物が動いてきました。





「今年はシモツケ・ゴールドフレイムの新芽がすでに開いてきました」





「朝日に当たると光ってみえます」






「もう咲いた。おそらくNarcissus 'Minnow'です」






「日当たりのスノーフレークもちらほら」



ほんのり暖かさを感じるこの季節は、小さな新芽や小さな花に癒されます。




「ひと足早い野生のスミレ。」



「すっかり春だ春だ」といっても、来週はまた少し肌寒くなりそうです。


気温が低いとちょっとがっかりもしますが、暖かすぎると葉や花が早く開いてしまうので、


少々寒い日があったほうが、ゆっくりとこの景色を楽しめます。





「黄金ネコヤナギは花が開いた」




「普通のネコヤナギと違って、花が開いたほうがきれいかも」



ささやかな春の雰囲気のなか、元気に咲いているのはこちら。



「レンギョウ。小さいですが」


お客さまにいただいた編み上げ仕立てのレンギョウも。



「大きくなったら迫力があるだろうなあ・・・」


こちらも小さいのですが、お客さまのおうちの年季の入った編み上げレンギョウは、


とても迫力のある姿でした。それを目指して頑張って編み上げようと思います。




このところは今後のハイシーズンへの体力温存のため、園芸作業は控えめですが、


冬の名残の落ち葉や枯れ枝の整理、芝の手入れなんかを少しずつしています。




最近は、熊手が大活躍です。




なんだかんだ和の道具は使いやすくて良いです。


芝の中に入った小石をかき出すのにも使いました。



「軽くなでるように」


落ち葉かきが終わったら、次は雑草取りにいきたいところですが、


こぼれダネの草花たちの小さな芽があるので、見極めやすくなったら始めたいと思います。



秋の終わりに手を入れた場所があったり、昨年新しく植え足してみた植物があったりするので、


緑いっぱいになる頃にどう見えるのか、ひそかに楽しみにしています(*^▽^*)


こちらが計画した変化だけでなく、冬を越えて植物がぐんと育っていたり、


タネや地下茎で増えまくっていたり・・・・・・


骨格は安定しているとはいえ、毎年毎年、細かなところの変化が起きるのが


自然風の庭ならではの特徴かもしれません。



「今年はどんな感じになるかな?」




さて、「ガーデン&ガーデン」さまの新刊本です。



「ワンランクアップの植物帳」


季刊誌「ガーデン&ガーデン」で過去に掲載されて、人気の高かった注目のプランツが、


植物ジャンルごとに紹介されています。


うちの庭写真も少し載せてくださっています。


店をオープンしたばかりの頃の写真で、ちょっと懐かしい気持ちにもなりました。


写真を見たり記事を読むと、あらためて、ベーシックに使える植物を思い出せます。


中には、うちのような冷涼地では地植えが難しいものもありますが、


色や形の参考になりそうです。



ではでは、みなさま急な冷え込みでお風邪など召されませんよう、お気を付けくださいませ。


来週はhataさんです。



■新入荷■


[草花]


○エリゲロン

○アカエナ・サッカティクプラ(ブルーグレー葉の品種)


○ツルハナシノブ・紫花(這い性フロックス)


○八重咲き風鈴オダマキ


○ヒューケラいろいろ


○ヤグルマソウ(赤葉タイプ)


○クサソテツ


○ポレモニウム・パープルレイン


○ハーブいろいろ(追加入荷)


○ワイヤープランツ



[樹木]


○コデマリ・ゴールドファウンテン


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点描画の季節(那須のリーフハウスのブログです)

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※今月より閉店時間が17:00までに伸びました。



こんばんは、hataです(・∀・)


明日は夕方に用事が入ってしまいましたので、一日早くUPさせていただきました。



いよいよ暖かさが本格化して、庭の植物たちがいっせいに芽吹き始めました。



                       いろんな色がついてきた。



球根をまだあまり投入していない(庭がほぼ完成するまで我慢している)うちの庭では、

この季節の主役は、さまざまな低木類になります。


「低木の魅力」について語ると、園芸にご興味のない皆さまや、お花好きの皆さまには

「どのへんが?」とキョトンとされてしまうのですが、

新芽が吹く時期は、他の季節にはない独特の美しさを演出してくれる植物たちです。




              オレンジ色の新芽が美しい、スピレア・ゴールドフレーム。


               奥のレモン・イエローの点々は、ヒュウガミズキの花。





      ダーク・レッドの新芽を吹く、メギ・ゴールデンリング↑。シックで大人っぽい印象。


                小屋の左横の明るい緑は、芽吹いたユキヤナギ。

                   



新芽の色もいろいろで、スピレア(シモツケ)だけでも赤・オレンジ・黄色の品種があります。

他にも、ボルドーや黒に近いものや、シルバーや白の新芽を持つ低木もあります。


樹木の葉はさまざまな大きさや形をしていますが、新芽はほぼすべて同じサイズなので、

この時期の庭は、小さな花がたくさん咲いた点描画のようになります。

もともと、「近づいて単体の植物を観察する」というよりも、

「全体を遠目に眺める」ために造った庭ですので、私もnamiさんも、この季節は大好き。


意外と知られていない、樹木を「骨格」にした庭の魅力かな・・・・・・と思いましたので、

現在発売中の「ガーデン&ガーデン 52号」の記事でもご紹介させていただいた次第です。



・・・・・・・・・・とはいえ、やはり骨格は骨格。

これらがベースになって、ところどころに咲いている花が引き立ってくれると、より嬉しいです。



              小さな池の縁。スイセンの大きな花がアクセントになる。



花だけで庭を造るのは無理・・・・・・生きた植物には必ず葉っぱがついていますから、

花と葉っぱのボリュームのバランス、

色や形や大きさのコントラストが、庭の印象を決定づけます。


例えば、色も形も柔らかい草花をたくさん植えれば、キュートなお花畑になりますし、

やや大きめの花と硬い葉っぱを持つ草花を中心にすれば、ゴージャスなお花畑になります。

あえて花を少なめで、葉のフォルムが美しいグラスなどを混ぜれば、草原風の印象になります。


樹木の使い方もいろいろで、

葉が薄くて、光を通す、雑木タイプの樹木をメインにすれば自然林のようになりますし、

逆に、バラは艶やかで硬いダーク・グリーンの葉を持つ品種が多いので、

自然風というよりは、ややフォーマルな印象を作りやすい低木と言えます。


「庭と建物の一体化」「付随する建物と似合うかどうか」が、とても大切な要素なのですが、

実はそれは「制限」では決してなく、あえて逆を突いたデザインもオシャレです。

現在では、かなり品種改良されたバラを、コテージと自然風の植栽に馴染ませたり、

都会のビル群の中に、野趣あふれるオーナメンタル・グラスを植えたりすることも多いです。


こうした「組み合わせの妙」は、人それぞれの好みで、絶対的な答えはないので、

「その自由さこそが、ガーデニングの魅力かな~」なんて思っていたりします。



・・・・・・・・・なんて、新芽を眺めながら庭で和んでいたのが、数日前。

水曜日の朝に、世界が一変。




                            色が消えた。




                        白と黒のシュールな景色。

  



                     まあ、点描画と言えば点描画だが・・・・・・・





                        むしろこれは、水墨画に近い。                  


まあ、4月の雪は慣れてきたので、庭はとくに心配しなかったのですが、

「ああ・・・・・・商品がやばいかも」。

朝の6時半にnamiさんの「ゆき~っ! ゆき~っ!」という悲鳴で飛び起きて、

二人で慌てて、繊細な花苗をとりあえず屋内へ運び込みましたよ。

幸い、花にも葉にも傷みなく、ほっと一安心でしたが・・・・・・疲れた・・・・・・。


皆さんはありませんか? 信じがたい天気に襲われたとき、天気予報を確認してしまうこと。

私たちは確認します。憤りのあまり、せずにはいられません。

やっぱり、那須町の天気予報は「くもりマーク」でしたよ。すんごい雪降ってるのに。

そのあとしばらくして見たら、さらっと「雪だるまマーク」に差し替えてありましたよ。

今後だけでなく、すでに過ぎ去った時間帯のぶんまで! それは予報じゃないよ。結果報告だよ! ぷんぷんぷん。






                 まあ、融ければもとに戻るので、良いのですけれど。



そんなわけで、今週はこれで。

来週はnamiさんです≧(´▽`)≦  もう降らないといいな~。



■入荷苗■



<草花>


○アガスタシェ・ゴールデンジュビリー


○ベロニカ・ロンギフォリア・アルバ


○ネペタ・シックスヒルズジャイアント


○リグラリア・プルツェワルスキー(緑の切れ葉。黄色の長い花穂が立ち上がる)


○リグラリア・ブリットマリークロフォ-ド(大型品種。黒い丸葉)


○セントーレア・モンタナ(追加入荷)


○ポテンティラいろいろ(追加入荷)


○アスペルラ・オリエンタリス(追加入荷)


○シシリンチューム・カリフォルニアスカイ


○八重咲きヘメロカリス4種


○イングリッシュラベンダー・バイオレットメモリー


○ビオラ・ラブラドリカ(黒葉ピオラです。カラーリーフとしても◎。特価です)


○ニリンソウ(ちょっと小さい苗なので、特価です)


○ディスカンプシア・ノーザンライツ(ピンクと白斑の入ったグラス。半日陰向きです)


○リシマキア・ペルシャンチョコレート


○リシマキア・リッシー(他の品種より寒さにやや弱いです)


○ロジャーシア・赤葉タイプ(ヤグルマソウの赤葉品種。お手頃価格。追加入荷)


○クサソテツ(追加入荷)


○マーガレット・スラッシュピンク(鉢花です。超・特価)


○プレクトランサス・ピンククリッカー(特価)



<樹木>


○オールドローズ・プロスペリティ(初めて入荷。たぶん特価。詳細は下記に


○斑入りコデマリ・ピンクアイス(MLサイズ。樹形良し)


○シルバープリペット(Sサイズ)


○パラ・グリーンアイス(SSサイズ・小さい苗なので、いきなり地植えより、鉢からがおすすめ)


○ヒメウツギ(追加入荷)


○ロシアンオリーブ(Lサイズ。追加入荷)




                      「オールドローズ・プロスペリティ」




                          こんなお花です。


ほとんどバラを扱わない当店なのですが、

昨年の「ブラッシュ・ノアゼット」「ロサ・グラウカ」「ロサ・センセーショナル・ファンタジー」などに

引き続き、樹形・状態・性質・価格すべてが気に入ったバラ苗は、たま~に仕入れています。

いつも少量なので、すぐになくなってしまいますが・・・・・・。


今回のプロスペリティは、とにかく樹形が◎! 低木好きの私たち夫婦にはたまらない姿。

「バラ苗」というより、ほぼ「花木苗」の感覚で仕入れてきました。



     下部からも、しっかりした枝がたくさん。本体はがっしりとして、根もよく張っている。


もしも、すべてのバラ苗が、これくらい仕上がった形で出荷されているのなら、

うちももう少し、バラを取り扱うのですが・・・・・・・。


バラにはあまり詳しくないので、よそで調べた基本情報です。

耐病性は普通レベルらしいのですが、耐寒・耐暑はけっこう強く、

「ブラッシュ・ノアゼット」と同様、半日陰でも開花。中輪・中香。四季咲き(返り咲き)が嬉しい。

房咲き、半ツル性で、コンパクトで扱いやすい品種のようです。


例によって、「お客さまにバラ栽培にチャレンジしていただきたい」というだけでなく、

「私たちがバラ販売にチャレンジしてみます」という商品ですので、

・・・・・・・・まあ、そんなような販売価格になっております。    野口英世ひとりでお釣りが発生。



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春の嵐のあいまに(那須のリーフハウスのブログです)

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こんにちは、namiです。


このところは雨が多い日々ですが、植物たちにはとても良かったみたいで、


いつのまにか緑色の分量が増えていました。




「スイセン・ティタティタと、フキの花は咲き終わり」






「奥のユキヤナギは満開に」





「バックヤードの矮性モクレンもきれいに咲きました」





「花姿は好きだけど、葉っぱがイマイチなので、ひっそりと裏で育てています」





一昨日は那須でも嵐のような雨風で、「ひょう」もちらっと降りました。


植物たちが無事にすむかどうか、ドキドキしながら嵐が過ぎるのを待っていました。




「雨がいったん止んだら、田んぼから霧が生まれてた」



まだまだ庭は芽吹いたばかりなので、ほとんどの植物は暴風雨にさらされても大丈夫そうです。


雨があがった隙に撮ってみました。



「丈夫で可愛いスノーフレーク」


お客さまに教えていただいて気づきましたが、1株だけ「グラベティ・ジャイアント」という


大輪タイプが混ざっていました(^▽^;)


買ったつもりが無いので、混ざっていたのかな~と思います。






「雨上がり独特の色。つやっとしてきれいです」


あまり注目されない手前の「ツルマサキ」ですが、個人的には大好きで≧(´▽`)≦


寒さに当たったオレンジ色の葉から、美しい黄色の新芽に変わってきました。





「水抜き用の水路。大雨が降ると、池になる」


「黄金セキショウ」は、こんな泥土でもへっちゃらなので、とても重宝します。


自然風に点々と植えても良いし、モダンな感じにまとめ植えでもカッコイイと思います。




「ユキヤナギは雨で枝垂れた姿も良いです」



なんだかんだ「ユキヤナギ」。意外とこれに変わるものが無いなあと思います。


「コデマリ」や「シジミバナ」は立ち上がるタイプだし、「ドウダンツツジ」じゃ硬すぎる。


なにか他にあるかなあ・・・・・・。




「ところどころ樹木の葉も開いてきました」



今年の冬は、後半に雨が多かったせいか、全体的に元気が良さそうです。


特に期待しているのが、こちら。


「白モッコウバラ」

埼玉にいたときに買ってから、7年くらい立ちます。植えたのは4年前でしょうか。


やっとこさ~たくさん花が咲きそうなので、とても楽しみです。


今年も天気が荒れることがまだありそうですから、無事咲いてくれることを祈ります。





「雨上がりの庭をみんなで眺める」




さて、現在発売中の園芸雑誌「ガーデンダイアリーvol.3」で、当店もご紹介していただきました。




「いいね! 日本のバラの庭」という企画記事なので、バラの少ない当店がご紹介いただくのも、


なんだか申し訳なくて戸惑っているのですが・・・・うちは番外編ということで(笑)。


当店はバラ苗の販売をほとんど行っておりませんが、


バラと一緒に(同じ土壌で)栽培しやすい植物をご提案させていただけるかと思います。

ではでは、来週はhataさんです。



■入荷苗■


<草花>


○テウクリウム・パープルテイルズ(ごめんなさい。残りわずかです)


○サルビア・ローズラプソディ(強・耐寒性の宿根サルビアです。花は淡いピンク)


○サルビア・スカイダンス(強・耐寒性の宿根サルビアです。花は淡い紫)


○黒花フウロソウ


○サキガケアヤメ(スッとしたフォルムが美しいアヤメ。花はダークブルー。洋風にも◎)


○ポテンティラ・ベルナ(ほふく性。グラウンドカバー向き。小さな山野草のような黄色い花)


○アジュガ・レプタンス(良苗)


○オダマキ・クレメンタイン(変わったタイプ。八重咲きクレマチスのような花)


○ゴールデンハニーサックル


○バーバスカム・ウェディングキャンドルズ(再入荷)


○エリゲロン(追加入荷)


○メキシカンスイートハーブ



<樹木>


○ミニバラ・グリーンアイス(Sサイズ。前回のSSサイズの倍くらいです)


○トキンバラ(※バラではありません。ルブス・ロシフォリウスという植物です)


○斑入りコデマリ・ピンクアイス(Mサイズ・追加入荷)


○シジミバナ(Lサイズ・追加入荷)


○シモツケ・ゴールドフレーム(Sサイズ)


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■グレーのマスが休業日です。

休業日にご来店をご希望のお客さまは、お手数ですがお電話にてお問い合わせくださいませ。

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緑が増えた(那須のリーフハウスのブログです)

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こんばんは、hataです(・∀・)


「ガーデン&ガーデン 夏号 vol. 53」で、当店もご紹介いただきました。



                        とてもありがたいです。



多岐にわたってご活躍中のクリエイター「RARI」さんが、


那須のガーデンやショップを巡る、「庭と緑に出会う那須紀行」という企画記事です。


取材日にお買い上げいただいたユーパトリウム・アトロプルプレウムも、


おまけでご紹介いただいています(高さ2~3mにもなる、巨大なフジバカマの仲間ですね)。


コピス・ガーデンさま、那須高原HERBSさまをはじめ、


「RARI」さんセレクトの服屋さん、雑貨屋さん、飲食店がいろいろ紹介されておりますので、


ナチュラル・ライフスタイルがお好きな方は、もしよろしければご一読くださいませ。




さて。


先日の土砂降り → 仕入れで夜中から留守 → 夕方帰ってきて、びっくり。


たっぷりと水を吸いまくった植物たちが、いっせいに芽吹き、葉を展開させて、


わずか一日で庭の様子が変わってしまいました。



                        なんか・・・・・・・緑色が増えてる。




                        一気にボリュームが出た。



写真では撮りきれなかったのですが、ギボウシやユーパトリウムなどの完全宿根草たちが


地面からニョキニョキと新芽を吹いて、植栽エリアには踏み込めない状態になってしまいました。


例年よりも、やはり一週間ほど先回しになっている気がします。




                     ヒメツルニチニチソウが、もう咲いてるし。




                       山野草たちも、わらわらと出てきた。



5年前、庭を造り始めたころ(植物の知識なんてほとんどなかったころ)に、


近くの農産物直売所や道の駅で適当に買ってきて植えてみた山野草たちが、


このエリアにはデタラメに潜んで、じわじわと増えています。


鑑賞する暇がない時期で、存在をすぐに忘れてしまうので、


ある意味、毎年新鮮な驚きを味わっています。


ギョウジャニンニクなんて、植えたっけ?・・・・・・・とか。




この時期は、光もとてもきれい。


朝、namiさんが撮影しておいてくれた、ジューンベリーの写真を拝借しました。



             朝の光は、水の中にいるみたい。白い花と、周りの新芽がきれい。




                         このショットも良い雰囲気。 



空気がきれいなので、青空もきれいな季節です。




               5年前は小さかったカツラ。もう、見上げるほどになった。




                        朝日を浴びるイロハモミジ。





                      黄金ミズキは、サンゴのように輝く。


                             ・・・・・・・・剪定するの忘れてた。



那須は、長い長い「早春」のあと、唐突に「春」がやって来るので、


毎年決定している庭仕事をやりそこなうこともしばしばです。


黄金ミズキは、「たまには花も見たい」というnamiさんの希望で、


今年は花後に強剪定することになりました。





          このコーナーも、緑が増えた。あとは、グラス類の葉が生えれば、春本番。




今年、密かに楽しみにしているのは、バラの「サマー・スノー」。


「LEAF HOUSEのhataがバラを楽しみに?」と言われてしまいそうですが、


バラが嫌いなわけではないのです。面倒な管理が嫌なだけで・・・・・・・・。


なぜ気にかけているかと言うと、私のやや強引な提案で、数年使っていたアーチを撤去して、




                    隣の柵 → 家の壁に誘引してしまったから。

        

                            だって、あのアーチ、くぐると狭かったんだもの。




                    なんだか、にょろにょろと這い上っている。



見た目は「大丈夫か?」という仕立てですが、


主幹を切って、思い切って横に寝かせて引っ張ったことで、


今年は新葉がびっしり。バラは仕立て方で動き出すんだなあ・・・・・・・と実感しました。


無事に咲いてくれるといいなあ。



そんなわけで。


取り立てて中身のない記事になってしまいましたが、今回はこれでおしまいです。


来週のnamiさんにi期待しています。よろしく~。


しばらくは良いお天気が続きそうです。皆さま、熱中症などにご注意くださいませ。(・∀・)



■入荷苗■  


<草花>


○リナリア・プルプレア(薄紫・ピンク・白)


○ジギタリス・ギガンティア(クリームがかった白。巨大タイプ。寿命が長い品種だそうです)


○アルセア・チャターズ・チェストナットブラウン(ボルドー色のシックな花)


○シレネ・スワンレイク(垂れ下がる大きな八重花。ハンギングなどに面白い)


○シレネ・ユニフローラ(追加入荷。斑入り葉がきれい)


○シレネ・ブルガリス(ちょうちんのような坪型の花)


○バーバスカム・ウェディングキャンドルズ(白花。大型品種。追加入荷)


○サキガケアヤメ(Lサイズ苗。スッと直立する美しい草姿。再入荷)


○ストケシアいろいろ


○ルブス・カリシノイデス


○カリオプテリス・サマーソルベット


○ティアレラ・ウィリー


○アスチルベ(ごめんなさい! 1日で売り切れました。また入荷できると思います)


○リシマキア・シューティングスター(ミッドナイト・サンのピンク斑入り。美種)


○リシマキア・ミッドナイトサン(小さい株なので、3株セットで200円)


○リシマキア・オーレア


○ハーブいろいろ(料理用がメイン)


<樹木>


○ヒメライラック(Sサイズ苗。小型品種。樹形良し。大きな寄せ植えの主木にも◎)


○ブッドレア・シルバーアニバーサリー


○イングリッシュラベンダー・バイオレットメモリー(再入荷)


○ヤマアジサイ・藍姫(Sサイズ苗。ガクアジサイ型。かなり美しい濃紺色。樹形良し)


○ヤマアジサイ・土佐のまほろば(Sサイズ苗。透き通るような水色。樹形良し。まだ蕾のみ)



 ※ハイシーズン突入にて、突然、品切れになる場合もございます。

   リストの品の確保をご希望の場合は、お気軽にお電話くださいませ。

   しばらくお取り置きさせていただきます(花の咲き終わりはご勘弁ください)。

   後日、現品をご覧いただいた後のキャンセルも可能です。



-花苗・宿根草苗・ガーデン雑貨・インテリア雑貨-

たらたらりん-LEAF HOUSE(リーフハウス)


■営業時間/10:00~17:00

(閉店時間以降にご来店の場合は、営業時間中に、お気軽にお電話くださいませ。)



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春のスピードに追い付けない(那須のリーフハウスのブログです)

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※5月1~6日は休まず営業しております。

  5月7日(木)は代休のため、休業させていただきます。



こんばんは、namiです。


とにかく……4月なのに暑すぎます!


夏のような気温は、2日程度で終わると思っていたのですが、まだ終わらなそうです……。


すぐ乾く苗の水やりと、鉢増し作業に追われているうちに、


気が付いたら庭のいろいろな植物が、どんどん葉っぱや花を開いていました。



「気が付いたら満開のクラブアップル」



ついこの間までは、霜の心配をしていたのに、今度は乾燥と葉焼けの心配です。


地植えのものは水やりしなくても大丈夫ですが、さすがに植えつけたばっかりのものは、


根の乾燥に気を付けていないと危ないです。




「セントーレア・モンタナも1輪咲いてた」



湿気が多いのも嫌ですが、ここまで乾燥続きも困ったものです。


ただ、しっかり根を張った植物たちは、今のところ大丈夫なようで、


きれいな姿を見せてくれています。(人間はだんだんパサパサしてきました……。)





「ギンドロ(ウラジロハコヤナギ)は新芽もきれい」



今の季節だけの景色なので、もうちょっと長く楽しみたいものです。



「シジミバナ、這い性フロックスも満開!」



「シジミバナ(ブライダルリース)」は、蕾の色が少しオレンジがかっていて、


その姿もとっても可愛くて好きなのですが、いつの間にか終わってた!



「ユキヤナギとはまた違う魅力があります」





背の高い樹木たちも、どんどん葉っぱを開いて、いつのまにか木漏れ日を作るまでに。


 

「カツラの葉は涼やか」


明るいグリーンを見ると和みます。朝のほんの数分、楽しんでいます(‐^▽^‐)


ちなみにちょっと変わったタイプの「カツラ」もあります。



「カツラ・レッドフォックス」


こちらの品種は成長が遅めな気がします。……あっ、「イカリソウ」咲いています。



「緑でもりもり」



本当は、この時期に掘り上げや株分け、背が高くなりすぎる宿根草の早めの剪定、


雑草取りなどなど、たくさんやっておいたほうが良いことが山盛りなのです。


そこに辿り着けるよう、目の前のことを早く終わらせたいものです。



「クサソテツ(コゴミ)もきれいな季節」


春を待っていたのに、いつも駆け足で、いつの間にか過ぎ去ってしまうのが、


もったいないというか、せめてもう1週間くらい長ければ良いのになあ、と思います。



「アオコでいっぱいだった池は、噴水ポンプのおかげで透明になりました」






「シモツケの黄金葉が主役の時期でもあります」



「ハクロニシキも色が出始めました」




「この時期の人気者、ブルーの花のカマッシアも咲いています」




「プチメドウコーナーは春本番に向けて成長中」




「いただいたピンクのアジュガ、元気です」

さ~明日も頑張ります!


日中は暑いのですが、夕方になると急にひんやりするので、


みなさま体調など崩されませんよう、GWをお楽しみくださいませ(^-^)/


ではでは、来週はhataさんです。



■入荷苗■  


<草 花>


○ゲラニウム・ビルウォーリス


○ヒューケラ・ブラックナイト


○アガパンサス・ゼラトーマス


○ムラサキセンダイハギ


○富良野ラベンダー


○フレンチラベンダー


○バーベナ・リギダ・ベノーサ


○ミツバシモツケ(ギレニア)


○エゴポディウム(斑入りイワミツバ)


○ホスタ(黄色斑・長葉)


○ホスタ・ホワイトフェザー(新芽が白→夏は白斑入り緑葉)


○西洋ツユクサ・スイートケイト


○チョウジソウ


○アルンクス・ディオイクス


○アイビーゼラニウム・トミー(大苗・少数です)


○エケベリア・高砂の翁(Mサイズ)


○エケベリア・七福神(Mサイズ・耐寒性強・宇都宮以南では戸外で越冬可)


○センペルヴィブムいろいろ


○ラズベリー各種(追加入荷)


○ブラックベリー


○シレネ・ブルガリス(追加入荷)


○ストケシアいろいろ(追加入荷)


○リナリア・プルプレア(紫・追加入荷)


○黒花フウロ(再入荷)


○ハーブいろいろ



<樹 木>


○ミニバラ・グリーンアイス(Mサイズ・MLサイズ)


○ハクロニシキ(Lサイズ・Sサイズ)


○ミツデイワガサ




 ※ハイシーズン突入にて、突然、品切れになる場合もございます。

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   しばらくお取り置きさせていただきます(花の咲き終わりはご勘弁ください)。

   後日、現品をご覧いただいた後のキャンセルも可能です。



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乾燥が続く&ディッキアを移動(那須のリーフハウスのブログです)

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連休中は、たくさんのお客様にお越しいただきまして、心から感謝しております。


しかし、夏のようなお天気で、日差しがキツい当店の庭や売り場では、


皆さまお疲れになられてしまったことと思います。ごめんなさい。


長いお休みが終わって、また日常が戻ってまいりましたが、皆様どうぞ、


連休のお疲れを少しずつ癒しつつ、この春をお元気にお過ごしくださいませ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんばんは・・・・・・hataです・・・・・・(´_`。)


暑いですねぇ・・・・・・おまけに、雨がまったく降らない!


庭に水をやるのは、なんだか園芸家として大自然に負けた気がするのですが、


その大自然がおかしくなってしまっているのだからしょうがない・・・・・・水撒きしましたよ。


ただ、「乾く乾く」と言って、頻繁に水を与えてしまうと、植物たちが軟弱に育ってしまうので、


あくまで最低限にとどめています。シャワーノズルで、ふわーっと霧雨を降らす程度です。




                        まあ、低木が多い庭ですので・・・・・・・



                水撒きしても、しなくても、あんまり変わらないです(・∀・)             




                    とりあえず、日向の植物たちはみんな元気。   

         



                 むしろ、日蔭のこのエリアが、やや乾きがちで困ります。




          ちょっと木陰に入るだけで、体が楽。・・・・・・・ああ、ヒメウツギがもう咲いてしまった。



8日連続営業+高温と乾燥のせいで、もはや庭をめぐる気力体力が残っていませんでした。


ブログ用にかなりの数の写真を撮ったはずなのに、


朦朧としていたのか、ろくな写真がなく・・・・・・・・・





                       カマッシアはきれいに撮れていた。 




                   なんでこんなアングルで撮ったのだろう・・・・・・?





                          売れてしまったらしい。





ガーデン・テーブルの上に、センペルヴィヴムやディッキアを飾ってみた。 



ところで。 ← 話を変えた。


毎年、連休のためにサンルームを開けなければならないので、


遅霜の心配がなくなった時点で、詰め込んであったディッキアたちを屋外に出しています。


今年は、4月末まで夜が寒かったので、連休前ギリギリになってしまいました。



            直射日光が大好き。暖かい季節は、雨ざらしでほったらかしで良い。




                        2階のベランダにも運んだ。




       単体で見るとカッコイイのだが、たくさん置くとヒトデの群れのようになってしまう。



数年前はほとんど知られていなかった植物ですが、


この2~3年で、さまざまな原種や交配種が輸入されて、少しメジャーになってきたようです。


せっかくなので(庭の写真が少ないので)、個人的なコレクションから、いくつかご紹介です。




Dyckia `Battle Axe '

「戦斧」の名にふさわしい姿。





Dyckia fosteriana `Silver Queen '

シルバーの細葉が美しい。

けっこう出回りが増えたが、細葉系の中ではかなり好き。 


   



Dyckia goehringii (seeding)

実生繁殖の個体。個体差+おそらく交雑もしているので、ひとつひとつ姿が違う。




Dyckia goehringii (seeding)

こちらも同じ。オリジナルにこだわる方も多いが、私はきれいであれば良しとする性格。




Dyckia `Keswick '

高級な品種が増えたことで、今では「やや格下」と思われがちだが、とても美しい品種。

白トゲ系品種の入門種。




Dyckia `Arizona '

オリジナル個体からのクローン株。赤黒い葉と、細かい白い刺のコントラストが美しい。





 Dyckia `Ruby Snow ' × `Big Brazil '

ルビー・スノーのピンクがかった葉色と、ビッグ・ブラジルの形がよく混ざった交配。

柔らかい印象で、きれい。



Dyckia `Michael Andreas'

真っ赤な艶葉の品種。

トゲは小さく形も普通だが、白葉系と一緒に飾るとステキ。 ←園芸店らしい意見?





Dyckia `Picante '

こちらは黒葉系。派手ではないが、安定感のあるカッコ良さ。




Dyckia sp.

ディッキアに出会って間もないころに購入して、ずっと育ててきた株。

真っ白な肌と、ごっつい草姿が妙に味がある。





Dyckia `Larry The Chopper '

小型の品種で、カッコいいというより、むしろ可愛い。

分頭しても株分けせずに放っておいて、トゲのボールにしてみたい品種。






Dyckia marnier - lapostllei

原種なのに美しく、ほかのディッキアにない魅力で人気。

個体差が強く、こちらは葉が強くカールする株。





Dyckia `Fragrans '

名前のとおり、花が微香性。スッキリとしたフォルムで、大型になる。





Dyckia `Heaven and Hell ' 

ビル・ベイカー氏が作出なさった品種はいろいろあるが、

品種名がついたものの中では、やはり最美種ではないかと思う。 うちのはまだ小さいですが。   




Dyckia `Arizona ' F2 BW Select X `7a'

交配→タネ撒きしまくった結果、生まれてきた美しい個体。

世界各地の育種家さんたちの努力に拍手を贈ります。 





Dyckia `Arizona ' F1 X `Zinfandel ' F2

こちらも、とても美しい個体。

鮮やかな赤葉+白トゲがはっきりしていて、かなり華やか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、


夢中になってしまった。


普通の園芸店ブログに戻ります。ごめんなさい。



そんなわけで、個人的なコレクション+販売用苗+タネまいて増やしてみている仔株たちを


すべて冬にサンルームに取り込むには限界があるので、


致し方なく、昨年からちょろちょろと園芸市場にディッキアを出荷しております。 ←話が戻ってない。




元気な状態で、お客さま方のもとへ。




現在、園芸のハイシーズンにて、ディッキアの店頭販売には力を入れられないのですが、


冬にあちこちから輸入した高級品種たちの発根処理を順調に進めております。


株の安定→草姿が整うのは、今年の夏から秋にかけてになりそうです。


商品がそこそこ揃いましたら、当ブログで、販売日時や品種などご紹介ののち、


当店の通信販売ページにアップさせていただきます。



それでは、今回はこれで。


来週はnamiさんです(・∀・)



■入荷苗■


<草 花>


○トロリウス・ニュームーン


○アストランティア・ローマ(少量)


○アストランティア・ベニス(少量)


○アストランティア・スノースター(少量)


○シャスターデージー・オールドコート(花びらが細くて長くて暴れる品種)


○ベロニカ・フェアリーテイル


○バーベナ・ハスタータ(白・ピンク・淡い紫)


○ニシキシダ・バーガンディレース(新芽に赤みが入るタイプ)


○ニシキシダ・シルバーフォール(白みがかった葉)


○ギボウシ大型~中型~小型いろいろ


<樹 木>


○アメリカテマリシモツケ(フィソカルポス)・ディアボロ (Mサイズ苗)


○メギ・ピンクアトラクション




いま一番きれいなもの&これからのもの(那須のリーフハウスのブログです)

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※※重要なお知らせ※※


6月6日(土)、7日(日)、11日(木)は、


一日に数件の観光バスツアーのご来店予定がございます。


時間帯は、お昼頃から午後3時までのあいだです。


小規模店舗のため、その間は、庭、売り場、レジなどが大変混雑する恐れがございます。


そのため誠に申し訳ございませんが、お買い物をご希望のお客さまは、


日にちをずらしてご来店いただくか、


もしくは午前11時までのご来店、または午後3時以降のご来店をお勧めいたします。


園芸のシーズン中にもかかわらず、大変ご迷惑をおかけいたしますが、


どうぞよろしくお願い申し上げます。

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こんばんは、namiです。


なんだか今年は夏みたいな日が、度々やってくる春です。


那須は埼玉あたりよりも2~4℃の差があるのが通常ですが、


このところは30℃近くまで気温が上がって、たいして変わらないような感じでした。




「日陰にいたいよね~」



「暑い~暑い~」と言いながら、ポットあげした苗の出し入れで


ヘトヘトになっている私たちですが、


植物たちは、「意外と大丈夫よ」ときれいな葉っぱや花を見せてくれています(‐^▽^‐)




「毎度のアングルから」



特に今は「イヌコリヤナギ・ハクロニシキ」が一番きれいな時期です。


「やわらかい白~ピンク色の葉」


花の代わりにもなるくらい、とても華やか。



「銅葉や黄金葉ともよく似合います」


大きく育ててもカッコいいし、剪定次第でかなりコンパクトにもできます。


植えて2~3年経ったら、芽だし直前の時期に、恐れず剪定するのが良いと思います。


各枝にY字を作る感じで・・・・。文章だと説明が難しいので、お気軽にお尋ねください≧(´▽`)≦



「花はないのですが、色がいろいろ」



この時期に咲く花の宿根草をあまり入れていなかったので、数少ないのですが・・・・



「↑白いちょろちょろは、リクニス・ホワイトロビン」


「シモツケ・ゴールドフレイム」の新芽がオレンジ色で、花みたいに見えます。






「程よく華やかにしたい場所には、鉢植えを置いたり」



最近ご紹介していなかった「プチメドウコーナー」は、今はこんな感じです。




「オルレアが少し咲いてきた」


個人的には、あまり花の無いこのくらいも好きです。


ここの改造予定があるのですが、(今秋に・・・できたら良いな)


もうちょっとグラスの「スティパ」を入れたいなあと思っています。



今は低木の花が多いのですが、ひそやかに咲いている宿根草の花もありました。



「本当はもうちょっとあとに咲く、ムラサキセンダイハギ」




フライングで、2株ほど咲いてしまいました。透明感のある花がとてもきれいです。



シェードガーデンではこちら。



「淡いブルーのチョウジソウ」



見た目のわりにとても丈夫で、私たちは秋の紅葉(黄色)も楽しみにしています。


那須では、土が乾きすぎなければ、日当たりでも大丈夫です。




「透き通るような淡いスカイブルー」



名前が和風なのですが、洋風のお庭にもよく似合うと思います。




これから咲くものは、「アルケミラ・モリス」。



「今は葉っぱをモリモリとさせています」



話は逸れますが、植えて良かったなあと思った一品。



「ホスタ・ゴールデンティアラ」


特に珍しい品種ではありませんが、小葉タイプ(株幅は広がる)は、


小さな花と良く似合うなあと思いました。


少しメリハリをつけたいときに、小葉タイプのギボウシは良いですね≧(´▽`)≦


(小葉タイプのギボウシ苗の在庫は、今はちょっと少ないです)




さて、ここにきて宿根草などの入荷が増えてきました。


だんだんと初夏から夏に活躍するものが多くなっている感じです。


花期の長いもの、これからのものは、引き続き再入荷もしています。



「丈夫なベロニカなどなど」


しばらく紹介していなかった雑貨も。



「クラシックな風合いのブリキものなど」




「ガラス瓶や屋内用ランプ」




「スティック・ディフューザー付きボトル」


こちらはアロマのディフューザー用なのですが、どちらかというとこのボトルのデザインに


一目惚れして入荷しました。


アロマオイルは別に使って、このボトルにドライフラワーを飾っても良いなあと思っています。



雑貨は不定期入荷なので、なかなかいっぺんに入ってこないのですが、


6月初めころにもまたいくつか入荷の予定です。


ではでは来週はhataさんです。




■入荷苗■


<草 花>


○サルビア・ネモローサ(紫)


○ベロニカ(濃いピンク)


○スカビオサ・ピンクレース(暑さに強いタイプ)


○サルビア・グレッギー(青)


○ロシアン・セージ


○トウテイラン


○アガパンサス・ゼラトーマス(追加入荷)


○ゲラニウム・ビルウォーリス(再入荷)


○ムラサキセンダイハギ(再入荷)


○イングリッシュラベンダー(追加入荷)


○キイロセンダイハギ


○ヘメロカリス一重ミックス


○リグラリア・プルツェワルスキー(追加入荷)


○クレマチス・インテグリフォリア(立ち性のクレマチス。ヘンダーソニー/ハナシマ)


○アルケミラ・モリス(再入荷)


○ヘデラ・こぐまの足音(珍品種・まるっこい葉っぱ)


○チョウジソウ(追加入荷)


○斑入りヘンリーヅタ



<樹 木>


○テイカカズラ(白・ピンク・黄斑)


○ヒペリカム・トリカラー


○ハクロニシキ(Mサイズ)





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そのため誠に申し訳ございませんが、お買い物をご希望のお客さまは、


日にちをずらしてご来店いただくか、


もしくは午前11時までのご来店、または午後3時以降のご来店をお勧めいたします。


園芸のシーズン中にもかかわらず、大変ご迷惑をおかけいたしますが、


どうぞよろしくお願い申し上げます。

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こんばんは、namiです。


hataさん担当の週なのですが、急きょ今日も仕入れに行ってもらうことになりまして、


今週も私namiが記事を書かせていただきます。



では、早速……




「モリモリしてきました」


去年もこの時期に「植物が早く動いているな~」なんて言っていたのですが、


今年はさらに1週間くらい早くいろいろな植物が動いています。





「斑入りのコルヌス・エレガンティシマも葉っぱがモリモリ」






「銅葉のペンステモン・ハスカーレッドも蕾がつきました」



雨が降ってくれたこともあって、だいぶ調子が上がってきたみたいです。


低木の花など、咲いてきたものもありました。




「ウェイゲラ・ルビードールも咲いてきました」







「フィソカルポス・サマーワインとダーツゴールド。花もきれいです」


(低木の苗は、すでに売り切れのものが多くて、すみません(;^_^A)


最近は苗の管理ばっかりで、庭の手入れする時間が無いのですが、


写真を撮るために久しぶりにじっくり見てみると、茂り具合にびっくりします。





「ムラサキセンダイハギの大株のほうも咲いてきました」


今年の変な暑さには手を焼いていたのですが、


そのおかげで庭の植物は、早く花芽がついてみんなコンパクトに咲きそうです。


この「ムラサキセンダイハギ」もいつもよりギュッとしています。






「アルケミラ・モリスも今年は垂れずに咲きそう」



逆に、高温で咲き始めの花がイマイチだった「バラ・ラプソディインブルー」は


このところの平常通りの気温で、ようやく落ち着いたようです。





「↑小さな花は最初に咲いたイマイチな花」


虫に人気で、枝が少し弱いなど、やや手こずるバラですが、香りがとても良いです。


今のところ消毒は一回もやっていません。このまま無農薬でいけたら良いのですが…。




香りといえば、こちらも良い香り(*^▽^*)



「日当たりにあるテイカカズラも咲いてきました」


この植物は暑くても寒くても全然平気。


地植えにすると旺盛すぎるので、当店では少し大きめの鉢に植えています。


土に直置きなので、鉢底穴から根っこが出ているだろうと思いますが、


今のところ、そのくらいがちょうど良いようです。






「久しぶりに植えてみた、1~2年草扱いのホルディウム・ユバツム」



去年と植栽を変えたところがあるのですが、このまま忙しさが続いてしまうと


「いつの間にか見頃が終わってた・・・」となりそうなので、


とりあえず写真を撮って記録しておきます。


微調整などは、あとで悩もうかなあと思います≧(´▽`)≦





「まだまだ調整中」


ここはなんとなく私が担当で、「ピンク&シックな銅葉~赤」のコーナーです。


去年の秋に、これから咲く「ベロニカ」を株分けしたり、


「ヒューケラ」「メギ」「ダイアンサス・スーティブラック」を植え足してみました。


ピンク色の花は、なぜか白やブルーより丈夫なものが多い気がします。


その丈夫さを活かしたいなあと思っていたので、


カラーリーフや濃いシックな花色と合わせて、少し違うイメージにできないかと挑戦中です。






「アリウム・ロゼウムのような葉の小さな球根は、宿根草の合間に入れやすいです」





こちらにも実験コーナー。




「写真右下側(ラムズイヤーのあたり)だけ、土を変えてあります」



写真右下側だけ、蒸れに弱い植物を集めています。


うまく梅雨ごし、夏越しできるか実験です。


風通しが若干足りないかなあとも思いますが、今のところは大丈夫。


砂利を敷きつめれば、さらに良いのですが、もしこれでうまくいけば、


「プチ・メドウコーナー」の改造も同じようにできればと思っています。



さて、雑貨のほうもちょこまかですが、入荷しています。




「多肉や小さな野草を植えても可愛いかも」




それでは、来週はhataさんです(^-^)/




■入荷苗■


<草 花>



○ガウラ・スパークルホワイト


○アキレア・ノブレッサ


○リアトリス


○オミナエシ(MLサイズ)


○ペンステモン・ハスカーレッド(再入荷)


○ヘレニウム・オータムロリポップ(ロリポップキャンディのようなおかしな花)


○フォックスリータイム(斑入りで半匍匐性)


○シレネ・スワンレイク(再入荷)


○アジュガ・シルバーリーフ


○ホスタいろいろ(追加入荷)


○ギボウシ・寒河江(安定人気の品種。植えやすいMサイズ)


○ベロニカ・ゴールドウェル


○テイカカズラ(Mサイズ・白花)


○ハツユキカズラ


○ゴールデンハニーサックル


○姫ワレモコウ(バラホタル)


○ベロニカ(青花)


○フェスツカ


○カレックス


○ムラサキセンダイハギ(追加入荷)


○キイロセンダイハギ(追加入荷)


○ワイヤープランツ・スポットライト

○ワイヤープランツ・スペード


○ペラルゴニウム・アペンディクラータム(珍品・やや特価)


○ペラルゴニウム・シドイデス(追加入荷)


○ディコンドラ・シルバーフォール


○アイビーゼラニウム(2種・やや特価)


○カラーリーフ・フクシア (再入荷)



<樹 木>


○ミニバラ・グリーンアイス


○姫バラ・リトルウッズ(世界最小のバラと言われているらしい)


○姫バラ・ワンダーファイブ(S苗・M苗・春秋はピンク、夏は白花・年に5回くらい返り咲く)


○斑入りノイバラ(2年ぶりの入荷! 白とピンクの斑が入る美種・とても強健)


○ウツギ・ストロベリーフィールズ


○バイカウツギ・ベルエトワール(Sサイズ)


○ヒペリカム・トリカラー


○メギ・ボナンザゴールド(Sサイズ)




-花苗・宿根草苗・ガーデン雑貨・インテリア雑貨-

たらたらりん-LEAF HOUSE(リーフハウス)


■営業時間/10:00~17:00

(閉店時間以降にご来店の場合は、営業時間中に、お気軽にお電話くださいませ。)



2015年5月
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2015年6月
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■グレーのマスが休業日です。

■ピンクのマスは、観光バスツアーご来店のため混雑日です。

休業日にご来店をご希望のお客さまは、お手数ですがお電話にてお問い合わせくださいませ。

TEL:0287-74-3795 リーフハウス


入荷情報がメインです(那須のリーフハウスのブログです)

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※※重要なお知らせ※※


6月6日(土)、7日(日)、11日(木)は、


一日に数件の観光バスツアーのご来店予定がございます。


時間帯は、お昼頃から午後3時までのあいだです。


小規模店舗のため、その間は、庭、売り場、レジなどが大変混雑する恐れがございます。


そのため誠に申し訳ございませんが、お買い物をご希望のお客さまは、


日にちをずらしてご来店いただくか、


もしくは午前11時までのご来店、または午後3時以降のご来店をお勧めいたします。


園芸のシーズン中にもかかわらず、大変ご迷惑をおかけいたしますが、


どうぞよろしくお願い申し上げます。

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こんばんは、hataです(・∀・)


いつもnamiさんと交互に書かせていただいている当プログですが、


先週はあまりの疲労にて、順番を代わってもらってしまいました。歳ですかね。


・・・・・・・軽トラックで高速道路を行ったり来たり・・・・・・・クタクタで・・・・・・運送屋さんたち、すごいなぁ・。



当ブログは、あくまで園芸の一環として始めたものでして、


本文では販売促進&商品の宣伝的な内容はできるかぎり避けてきたのですが、


ごめんなさい・・・・・・・・今回は庭の写真を撮る暇も、


記事を書く時間も尽きてしまったため、とりあえず商品の一部をご紹介させていただきます。



写真も、今日の夕方に撮ったので、なんだか暗いです。





ヤマアジサイ・ハクセン(白扇)。

つぼみは淡いグリーンで、開くと白。アナベルの小型版のようです。

清楚で美しく、うちの庭のシェード・コーナーにも何株か植えています。





ムラサキセンダイハギ。

写真はうちの庭の大株です(4年目)。

かなりの数を買いだめたのですが・・・・・在庫置き場を見たら、残り少なくなってきたかも?





商品苗のロニセラ・ニティダ・オーレア(手前)と、サルビア・ネモローサ。

黄金葉の低木と、青紫のお花のコントラストが、私は好きです。

ロニセラは常緑なので、花壇の縁取りや、低い生垣として使いやすいです。




ベロニカたち(手前)と、ネペタ・シックスヒルズジャィアント。

同じ穂咲きのお花でも、このタイプのベロニカは、欧州産のサルビアよりも

加湿に耐えるので、雨の多い関東地方では重宝します。色も濃くてカッコいいです。





ちょっと早いですが、エキナセアも入荷。

今回入荷の品種は高級種ではない(普通の草花価格)ので、お庭にまとめ植え用です。





ロクベンシモツケ。

シモツケの名を持つ植物はいろいろありますが、

こちらは山野草のような雰囲気の草花。お花だけがすーっと立ち上がります。




花が開くと、こんな感じ。

意外と頑丈で、水はけさえ良ければ、日向から半日陰まで、どこでも大丈夫。




シモツケ・ゴールドマウンド(手前)と、四季咲きタイプのブッシュローズ。

黄色とピンクで組み合わせるつもりはなかったのですが・・・・・

売り場があふれてしまっているので、とりあえず並べています。

バラは、当店入口のモルタル塀の脇に植わっているものと同じ。

半ツル・ブッシュ~修景で、耐病性が強く、無消毒のうちの庭でも、問題なく育っています。





ガウラの絞り染めタイプ。

濃いピンクに白の絞りが入ります(逆のタイプも存在しますね)。

普通の、白、ピンクも販売中です。





斑入りヘンリーヅタのがっしりした株。

以前、入荷したバラ苗の記事で書きましたが・・・・・・幹がぶっとい苗が大好きです。

こうしたがっしりした苗は、管理中も、植えた後も、安心ですので。



カラーリーフ・フクシア(ホクシア)たち。

一見、フクシアに見えませんが、お洒落系のタイプです。

お花も、それぞれちゃんと、フクシアらしい華やかなお花が咲きます。





スモークツリー・グレース

葉も花もきれいで、もっとも無難な、美しい品種。

成長も早いので、庭木としては便利。



・・・・・・・・他にもいろいろございます。 ←もう終えた?!


冒頭にお書きしましたとおり、最初のツアーバスのご来店が6月5日(金)で、


6日(土)、7日(日)、11日(木)は特に大人数さまがお越しになります。


在庫数の変動の予測がつきませんため、


前回からの入荷リストをご覧いただきまして、もしご入り用の苗がございましたら、


お取り置きも可能ですので、お気軽にお電話くださいませ。





ほんの少しだけれど、やっと雨が降ってくれた。



それでは、今週はこれで。


ぐにゃぐにゃのブログで本当にごめんなさい。おなかすいた。


来週はnamiさんです。



■新入荷■


<草花>


○ヘリアンサス・レモンクイーン


○ヘリオプシス・サマーナイト


○ヘリオプシス・サンバースト


○サングイソルバ(メンジェシー? 夏咲きの中型のワレモコウの仲間。ポンポンがでっかい)


○ベロニカ・パープルエンペラー(青紫の花穂)


○ベロニカ・ピコレッティ(ピンクの花穂)


○宿根ロベリア・クイーンビクトリア(直立性のサワギキョウ・タイプ)


○ガウラ(白・ピンク・ピンクに白の絞り)


○アオバナフウロソウ(Geranium phaeum)


○ヒメワレモコウ・バラホタル(中苗・小苗)


○ペンステモン・ハスカーレッド(追加入荷)


○ロクベンシモツケ


○ネペタ・シックスヒルズジャイアント


○エキナセア


○ネペタ・ワーカーズロウ


○ルブス・ネパレンシス


○ホスタいろいろ


○ヒューケラ・ドルチェシリーズいろいろ


○銅葉イネ・オリザ・ド・ショコラ(紫がかった茶色の葉・一年草・タネまき可能)


○アカンサス・バルバニカス(やや小型タイプ。切れ込みの深いアザミのような葉。珍品!)


○ラミウム・ガレオブドロン


○アフリカン・ブルーバジル(耐寒0℃・花が咲き続ける・香り良く、食べられる)

○シラユキミセバヤ


○ダドレヤ・ブリトニー(仙女盃・ごく少数)






<樹木>


○ノリウツギ・ウィムズレッド

(欧州ブランドの珍品! クリーム→ピンク→ワインレッドに花色が変わる。

 やや小ぶりだが、しっかりした良苗)


○ヤマアジサイ・ハクセン(Sサイズ苗)


○アメリカアジサイ・アナベル(Lサイズ苗)


○スモークツリー・グレース(MSサイズ苗)


○ダルマノリウツギ(Sサイズ苗)


○四季咲きバラ(ML苗・数量限定)


○バイカウツギ・マギシェン(Mサイズ苗)


○シモツケ・ゴールドマウンド(Lサイズ苗・春~秋までずっと黄金葉・ややコンパクトな品種)




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今週はブログをお休みさせていただきます(那須のリーフハウスのブログです)

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時間帯は、お昼頃から午後3時までのあいだです。


小規模店舗のため、その間は、庭、売り場、レジなどが大変混雑する恐れがございます。


そのため誠に申し訳ございませんが、お買い物をご希望のお客さまは、


日にちをずらしてご来店いただくか、


もしくは午前11時までのご来店、または午後3時以降のご来店をお勧めいたします。


園芸のシーズン中にもかかわらず、大変ご迷惑をおかけいたしますが、


どうぞよろしくお願い申し上げます。

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こんばんは、namiです。


まことに申し訳ございません・・・・・・・。


開業以来、ほぼ欠かさずに毎週更新してきた当ブログですが、


今週はほとんど写真を撮ることができませんでした(_ _。)


来週はなんとか書けると思いますので、 hataさんが≧(´▽`)≦


ぜひまた、アクセスしていただけましたら幸いです。


                                        nami




今週は過ごしやすいお天気が続き、


近郊、遠方から、たくさんのお客さまにお越しいただきまして、


夫婦ともども心より感謝しております。


ただ、バタバタしてしまった時間帯が多くて、せっかくお越しくださった皆さまと


いつものようにゆっくりお話をさせていただくことができず、


本当に申し訳ございませんでした。


しばらくすれば通常の営業状態に戻りますので、


ご機会がございましたら、お買い物がなくても、ぜひまたお立ち寄りくださいませ。


hata




なんとか昨日撮った写真を少しご紹介いたします。


 

「今年のお気に入りは、ピンクのアザミです」





 

「良い感じに晴れると、葉っぱがよりきれいに見えます」



ではでは、来週はhataさんです(^-^)/




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お久しぶりです(那須のリーフハウスのブログです)

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こんばんは、hataです(・∀・)


先週、先々週と、ブログが適当な感じになってしまいまして、


誠に申し訳ございませんでした。


今年は予定外に増えてしまった観光バスツアーのお迎えも、


どうにか、全体の半分ほどのスケジュールを無事に終えることができました。


ご来店の日程やお時間をずらしてくださった皆さま、


励ましやねぎらいの温かいお言葉をくださった皆さま、


おかげさまで、開店以来、最も過酷な数日を乗り切ることができました。


「いつもいつも、お客さまに支えていただいているんだよね」と、namiさんと話しております。


深く深く感謝しております。ご恩返しできるよう、これからも頑張ります!


そして、ツアー時間中にたまたまご来店いただいてしまった皆さま、


普段のように苗の栽培方法などゆっくりお話しできず、本当に申し訳ございませんでした。


私どもの業務の都合と、いつもながらの人手不足で、大変ご迷惑をおかけしました。


どうかどうか、お許しくださいませ。



ツアーラッシュはまだ続くのですが、残りのスケジュールは毎日20名様ずつですので、


ほぼ通常の状態に戻れると思います。


そちらの団体さまは、お昼頃~お昼過ぎにご滞在の予定ですので、


ごゆっくりお過ごしいただくには、午前中か、午後2時以降にお越しいただけますと幸いです。


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さて。


現在の庭の様子はこんな感じになっております。




初夏のようなもりもり感が出てきた。



日射しが強い日は、カラーリーフの対比がよりはっきりする。




緑色の葉もより濃くなって、陰影が立体感を作ってくれる。



カラーリーフ、カラーリーフと連呼して、


黄色や紫色や銀色をいろいろ取り込んでいる当店ですが、


もちろん緑色も、カラーのひとつとして大切にしています。


これから夏にかけては、グラス類のように、光を透かしてキラキラ輝くタイプの緑葉が


庭全体を明るくしてくれる時期になります。





今の主役は春の花。増えまくるオルレヤとペンステモン・ハスカーレッド。




今年はなぜか、イングリッシュ・ラベンダーの花穂がたくさん↑。




広いような狭いような、メドウ風コーナー。向こうのnamiさんと会話するには微妙に遠い。




このメドウ風コーナーは、造ってから約5年。


ほとんど手を入れずに放置してきた(肥料も入れず、やせ地のまんま)のですが、


いくつかの草花が増えすぎたり大きくなりすぎたりして、ややバランスが崩れてきた印象。


もしできれば(時間のゆとりがあったら)、


今年の秋に思い切って手を入れなおそうと考えているので、


現在のような春の景色は、見納めになるかも・・・・・・。


今よりも良くなるように、いろいろ思案中です。




逆に落ち着いてきたのは、建物の裏の実験栽培コーナー。


やや硬めの印象の、小さな植栽エリアですが、


粘土のままのメインの庭と違って、ここは土の水はけが良いので、


ヒューケラやサルビア・ネモローサ、ルリタマアザミ、バーバスカムなどが難なく育っています。


写真左下の白花のカラーは、お客さまからいただいたもの。


耐寒性が強くて、けっこう大株に育ってきました。


便利な植物なので、「ぜひ商品化しよう」と思ってはいるのですが、


いまだ仕入れ先が見つからず。


耐寒性のない品種のカラーは、鉢花仕立てでいくらでも流通しているのに・・・・・・


日本の園芸業界は、あいかわらず不思議です。




やや地味なハーブ・コーナーの入口も、朝の木漏れ日の時間帯はきれい。


写真下・中央の黄色い葉っぱは、エリカ・ヴァレリーグリフィス。


ヨーロッパ産の耐寒性エリカとの交配種らしいのですが、思いのほか強くて、


ほったらかしでも那須の寒さにも耐えてくれました。


加湿にならないように鉢植えにしておいたのですが、2年たって大きくなってきたので、


鉢増しするか、地植えにするか迷っています。下手なことをして枯らしちゃったら悲しいので。




日陰エリアの植物たちも、それぞれが大きくなって、やや窮屈に。



この春、株分けなどで、それぞれを小型化しようと言っていたのに、


結局、業務が忙しすぎて手を付けられず・・・・・・・(_ _。)


減らす努力も、より快適で好印象な庭にしていくための課題のひとつです。



ロー・メンテナンスの庭を目指しております当店ですが、


「より楽にするためのテコ入れ」は、ちょっと大変でも大好き。


なるべく早いうちに欠点を減らし、いつも苦しんでいる難点を克服していくことが、


将来的には吉と出るように思います。


仕事、生活、人生すべてにおいて、それができたらカッコイイのですが・・・・・ね(・∀・)



それでは、今回はこれで。

来週はnamiさんです(^-^)/



■新入荷■


<草花>


○斑入りノブドウ(ピンクと白の散り斑が入る、オシャレ系。食べられるブドウはなりません)


○リアトリス・コボルト(やや小型の品種。良苗)


○チェリーセージいろいろ(オレンジ・紫・黄色・斑入りなど/残りわずか)


○サルビア・クリスティーネ(紫花・チェリーセージと性質は同じ)


○カワラナデシコ・ミーティア(今回はピンクのみ)


○ネペタ・ワーカーズロウ


○ロシアンセージ


○スキザクリウム・スコパリウム(オーナメンタルグラス・当店生産品)


○パニカム・ヘビーメタル(オーナメンタルグラス・当店生産品・中株~大株)


○ヘンリーヅタ


○斑入りヘンリーヅタ


○イトバハルシャギク(ちょっと大苗・数量少)


○宿根ロベリア(赤・青・ピンク/残りわずか)


○アヤメ(品種名不明。アンティークカラーのシックな花・下の写真でご覧ください)




油絵のように、光沢のないマットな花びら。


○タイムいろいろ


○黄金葉のパイナップルセージ(那須では、屋外の冬越し不可です)


○ハナショウブ


○立性ローズマリー


○イングリッシュラベンダー・エレガンス



<樹木>


○セイヨウニンジンボク(青花・よくまとまった良苗)



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