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Channel: リーフハウスでたらたらりん
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乾燥が続く&ディッキアを移動(那須のリーフハウスのブログです)

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連休中は、たくさんのお客様にお越しいただきまして、心から感謝しております。


しかし、夏のようなお天気で、日差しがキツい当店の庭や売り場では、


皆さまお疲れになられてしまったことと思います。ごめんなさい。


長いお休みが終わって、また日常が戻ってまいりましたが、皆様どうぞ、


連休のお疲れを少しずつ癒しつつ、この春をお元気にお過ごしくださいませ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんばんは・・・・・・hataです・・・・・・(´_`。)


暑いですねぇ・・・・・・おまけに、雨がまったく降らない!


庭に水をやるのは、なんだか園芸家として大自然に負けた気がするのですが、


その大自然がおかしくなってしまっているのだからしょうがない・・・・・・水撒きしましたよ。


ただ、「乾く乾く」と言って、頻繁に水を与えてしまうと、植物たちが軟弱に育ってしまうので、


あくまで最低限にとどめています。シャワーノズルで、ふわーっと霧雨を降らす程度です。




                        まあ、低木が多い庭ですので・・・・・・・



                水撒きしても、しなくても、あんまり変わらないです(・∀・)             




                    とりあえず、日向の植物たちはみんな元気。   

         



                 むしろ、日蔭のこのエリアが、やや乾きがちで困ります。




          ちょっと木陰に入るだけで、体が楽。・・・・・・・ああ、ヒメウツギがもう咲いてしまった。



8日連続営業+高温と乾燥のせいで、もはや庭をめぐる気力体力が残っていませんでした。


ブログ用にかなりの数の写真を撮ったはずなのに、


朦朧としていたのか、ろくな写真がなく・・・・・・・・・





                       カマッシアはきれいに撮れていた。 




                   なんでこんなアングルで撮ったのだろう・・・・・・?





                          売れてしまったらしい。





ガーデン・テーブルの上に、センペルヴィヴムやディッキアを飾ってみた。 



ところで。 ← 話を変えた。


毎年、連休のためにサンルームを開けなければならないので、


遅霜の心配がなくなった時点で、詰め込んであったディッキアたちを屋外に出しています。


今年は、4月末まで夜が寒かったので、連休前ギリギリになってしまいました。



            直射日光が大好き。暖かい季節は、雨ざらしでほったらかしで良い。




                        2階のベランダにも運んだ。




       単体で見るとカッコイイのだが、たくさん置くとヒトデの群れのようになってしまう。



数年前はほとんど知られていなかった植物ですが、


この2~3年で、さまざまな原種や交配種が輸入されて、少しメジャーになってきたようです。


せっかくなので(庭の写真が少ないので)、個人的なコレクションから、いくつかご紹介です。




Dyckia `Battle Axe '

「戦斧」の名にふさわしい姿。





Dyckia fosteriana `Silver Queen '

シルバーの細葉が美しい。

けっこう出回りが増えたが、細葉系の中ではかなり好き。 


   



Dyckia goehringii (seeding)

実生繁殖の個体。個体差+おそらく交雑もしているので、ひとつひとつ姿が違う。




Dyckia goehringii (seeding)

こちらも同じ。オリジナルにこだわる方も多いが、私はきれいであれば良しとする性格。




Dyckia `Keswick '

高級な品種が増えたことで、今では「やや格下」と思われがちだが、とても美しい品種。

白トゲ系品種の入門種。




Dyckia `Arizona '

オリジナル個体からのクローン株。赤黒い葉と、細かい白い刺のコントラストが美しい。





 Dyckia `Ruby Snow ' × `Big Brazil '

ルビー・スノーのピンクがかった葉色と、ビッグ・ブラジルの形がよく混ざった交配。

柔らかい印象で、きれい。



Dyckia `Michael Andreas'

真っ赤な艶葉の品種。

トゲは小さく形も普通だが、白葉系と一緒に飾るとステキ。 ←園芸店らしい意見?





Dyckia `Picante '

こちらは黒葉系。派手ではないが、安定感のあるカッコ良さ。




Dyckia sp.

ディッキアに出会って間もないころに購入して、ずっと育ててきた株。

真っ白な肌と、ごっつい草姿が妙に味がある。





Dyckia `Larry The Chopper '

小型の品種で、カッコいいというより、むしろ可愛い。

分頭しても株分けせずに放っておいて、トゲのボールにしてみたい品種。






Dyckia marnier - lapostllei

原種なのに美しく、ほかのディッキアにない魅力で人気。

個体差が強く、こちらは葉が強くカールする株。





Dyckia `Fragrans '

名前のとおり、花が微香性。スッキリとしたフォルムで、大型になる。





Dyckia `Heaven and Hell ' 

ビル・ベイカー氏が作出なさった品種はいろいろあるが、

品種名がついたものの中では、やはり最美種ではないかと思う。 うちのはまだ小さいですが。   




Dyckia `Arizona ' F2 BW Select X `7a'

交配→タネ撒きしまくった結果、生まれてきた美しい個体。

世界各地の育種家さんたちの努力に拍手を贈ります。 





Dyckia `Arizona ' F1 X `Zinfandel ' F2

こちらも、とても美しい個体。

鮮やかな赤葉+白トゲがはっきりしていて、かなり華やか。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、


夢中になってしまった。


普通の園芸店ブログに戻ります。ごめんなさい。



そんなわけで、個人的なコレクション+販売用苗+タネまいて増やしてみている仔株たちを


すべて冬にサンルームに取り込むには限界があるので、


致し方なく、昨年からちょろちょろと園芸市場にディッキアを出荷しております。 ←話が戻ってない。




元気な状態で、お客さま方のもとへ。




現在、園芸のハイシーズンにて、ディッキアの店頭販売には力を入れられないのですが、


冬にあちこちから輸入した高級品種たちの発根処理を順調に進めております。


株の安定→草姿が整うのは、今年の夏から秋にかけてになりそうです。


商品がそこそこ揃いましたら、当ブログで、販売日時や品種などご紹介ののち、


当店の通信販売ページにアップさせていただきます。



それでは、今回はこれで。


来週はnamiさんです(・∀・)



■入荷苗■


<草 花>


○トロリウス・ニュームーン


○アストランティア・ローマ(少量)


○アストランティア・ベニス(少量)


○アストランティア・スノースター(少量)


○シャスターデージー・オールドコート(花びらが細くて長くて暴れる品種)


○ベロニカ・フェアリーテイル


○バーベナ・ハスタータ(白・ピンク・淡い紫)


○ニシキシダ・バーガンディレース(新芽に赤みが入るタイプ)


○ニシキシダ・シルバーフォール(白みがかった葉)


○ギボウシ大型~中型~小型いろいろ


<樹 木>


○アメリカテマリシモツケ(フィソカルポス)・ディアボロ (Mサイズ苗)


○メギ・ピンクアトラクション




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